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立ち姿・痩せ姿、姿勢で変わる痩せ速度

痩せ効果の立ち姿勢

パーソナルトレーニングでクライアントさんのトレーニングのプログラムをつくる時、その前に「姿勢チェック」を行います。観察することは姿勢。足の指から頭のてっぺんまで、からだの206個の骨がどのように組み合わされているかです。膝の関節の向きで、骨盤や足首の影響も推測することもできますし、加えて骨盤の位置から肩の痛みも推測できます。

赤ちゃんの時は300個もの骨があったものが、大人になるとその3割が結合して200個となります。関節のあるべき構造が毎日の姿勢でバランスを崩し痛みを発症したり、対になっている筋肉がアンバランスの強さになると、からだが固いとか、痛みなどを感じます。

今日は痩せ効果の立ち姿勢についてお話しします。

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自分でできる姿勢チェック!

1. 顔のラインがすっきりしていない、二重あごの傾向あり

2. 頭のてっぺんに両手をあげられない

3. お腹がぽっちゃり、特に下腹がぽっちゃ

4. お尻の位置が下がった、たれ尻かも

5. 太ももにお肉がたくさんついていて脚が太い

6. 脚はどちらかというと真っ直ぐではなく凹脚気味かも

7. 靴の外側が減りやすい

何かあてはまるものがありましたか?

からだは連結した構造ですので一つを改善するだけでからだ全体のバランスも改善され、あっという間に姿勢が変わります。

1. 顔のラインがすっきりしていない、二重あごの傾向あり: こちらは猫背、スマホ首になっている人に現れてくる傾向です。首の脊椎の曲線が直線化しているのがスマホ首で、猫背になっている人は背中の筋肉が弱いのでうまく頭蓋骨をまっすぐに支えることができなくなっているので、頭が前垂れになっていて、あごのラインがすっきりして見えないことがあります。

2. 頭のてっぺんに両手をあげられない: 肩関節が窮屈で腕が真上に上がらない。腕が上がったとしてもまっすぐに伸ばせないという方がいます。肩の関節は肩甲骨の可動域や構造の位置に深くかかわってきます。肩甲骨のほぐし運動で腕が上がるようになる場合が多いです。

3. お腹がぽっちゃり、特に下腹がぽっちゃ: 骨盤が真っ直ぐでなく垂れ気味。よくある原因は骨盤と背骨を繋ぐ腸腰筋が固くなり筋肉が弱くなっている。

4. お尻の位置が下がった、たれ尻かも: これは猫背とセットになっている場合が多いです。また、脚の後ろの筋肉が固いとたれ尻の原因にもなります。

5. 太ももにお肉がたくさんついていて脚が太い: 体の前後のバランスで前側に重心があり、太ももの前の部分にとかく体重が乗っている場合があります。腰が真っ直ぐになっていない場合など、太ももが体重を支える癖になっている人にありがちです。

6. 脚はどちらかというと真っ直ぐではなく凹脚気味かも: お尻の筋肉があまり作動してしていない時、骨盤がだらりと閉まりにくくなります。しっかりの脚の方向性を左右する筋肉のアンバランスが起こっています。

7. 靴の外側が減りやすい: 脚の内転筋が弱かったり、骨盤の外側の筋肉が弱いと脚が凹脚になりがちで、足も比較的に外側に体重が乗ってしまっています。

では、痩せ効果の姿勢とは?

からだの中心線、重心がどこになるのか確認しましょう。

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脊髄が曲線です。頭蓋骨は背骨の上にのっていて骨盤が背骨を支える土台となっていることをボディスキャンしてチェックしてみましょう。

頭は首の上である、どちらかに傾くこともなく背骨の真上にある。からだのアラインメントが整っていると感触として「軽い」と感じます。肩は前傾斜しておらず丸くなっていない。肩甲骨の間は広すぎず狭すぎず、肩甲骨の淵が突き出して見えるのはよくありません。骨盤は前向きや後ろ向きの歪んでおらず、骨盤の中、おへそから指3本分下のあたりに体全体の重心があることが理想です。骨盤、膝、くるぶしが直線でつながるか確認してください。

からだのアラインメントが整うと体重分散のバランスが正常になります。からだの安定性を高める関節と動きを促進する関節があり、そこに連動する筋肉が元来の要素に合った動きをすると筋肉バランスもしっかりと取れます。姿勢を変えることが痩せ効果につながるのは、筋肉バランスをうまく使えるようになることで、余分な筋肉の働きを制御でき動きやすい体になります。動きやすさが加わってくるので筋肉の健康も向上し、日常生活でも同じ動きをしてももっと多くの筋肉を使い体が活性化します。

また、姿勢がよくなることで筋肉膜がリラックスでき、からだの部位ごとと筋肉の連動がよくなります。絞めるべきところは絞められ、緩めるところは緩む収縮性も増大し、からだ全体のフローがよくなりバランスの取れた筋肉のつき方になります。

たれ尻姿勢になると、内臓下垂も起こり下腹ぽっちゃりになります。また、たれ尻姿勢は腹筋下部が固く短く弱くなっています。しっかりストレッチしてファンクショナルトレーニングを取り入れて骨盤の位置改善が必要です。

立ち姿勢を変えると痩せる速度が増すのは、からだのアラインメントがよくなり潤滑な動きになり、動きやすくなると日常生活での活動も増えます。

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ボディ美ライフハック・ニューヨーク版

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