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一生使える仕事術図鑑を読んで~自分のなかに「経営者」と「実行者」を育てよう~大人の読書感想文vol.19

伝わる文章の書き方を知りたい方、
仕事の教科書が欲しい方、
にオススメ!!

☆★☆

先日、興味深いキャッチフレーズに出会いました。


『転職の思考法』『天才を殺す凡人』の著者がおくる、
一生使える仕事術図鑑!!

ふと新聞を読んでいると、こんなキャッチフレーズと共に、本の広告があったのです。(2022年6月23日(木)の夕刊12面(最終面))
この話だけで4,900字も語ってしまった前回のnoteはこちら。

“一生使える仕事術図鑑”というワードがいいですね。
気になります。
さらに。新聞広告は続きました。

ということで、半年ぶりの読書感想文です。前回の読書感想文はこちら
本は読んでいるんですけどね、感想文まで書くとなると…なかなか…ね…
でも、アウトプットしてこそ本を読んだかいがあるものだと思っているので、ここでご紹介します。

▼この本を一言で言うと

この本を一言で言うと、題名通り『仕事の教科書』。
まとまっていて読みやすかったです。

▼サマリー

・伝わる文章術
・集中力アップ術
・スピードアップ術
・「YES」と言わせる提案術
について書かれていました。

新聞広告がまとまっていたので、紹介します。

ー以下、広告内容ー

◆伝わる文章術

1.「動詞=結論」を先に書く
組織改編について→【共有&相談】組織改編について
…それ、その通り!今もやっているけど、より意識しよう。

2.1文は20字以内で書く目指すべきは「文字数に対する、情報量が多い文」
…ふむふむ。これはnoteを書く時も参考にしよう!

3.「事実」と「解釈」をまぜない
「事実」と「解釈」は1文ずつ。合計2文にする。
…大事だな。

4.事実40%、解釈30%、感情30%
「共通の感情」を少し入れるだけで、相手の心に響く。
…仕事で私は事実のみを報告しがちなので、感情も入れるようにしよう。

◆集中力アップ術

1.自分のなかに「経営者」と「実行者」を育てる
“名監督”と“名プレイヤー”の役割が違うように、自分の中にも役割の違う2人を育てる
…ここが一番ほほぅと思った。

2.夜は「経営者」になる
「いつやるのか」「どのようになるのか」を整理し、「実行」のハードルを下げる
…朝と夜でわけること、納得。

3.朝は「実行者」になる
「経営者」が整理したことをひたすらこなし、いち早く“集中ゾーン”へ

◆スピードアップ術

1.「仕事が早い」=タイミングが早い
「どれだけ時間がかかるか?」(タイム)より「いつやるか?」(タイミング)を制する者が、仕事を制する。
…「いつやるの?」を意識しよう。

2.「3つのすぐ」を使いこなす
「すぐやる」「すぐ出す」「すぐ答える」を意識し、実践すること。
…これが難しいんだなぁ。

3.「YES,but構文」でチャンスをゲット
まず「やります!」と言いつつ、その後で「でも…」と細かな条件をつける。
…これはかなり使えそう!!覚えておこう。

◆「YES」と言わせる提案術

1.提案のネタ(問い)は「ペイン」から考える
ペインとは、悩み、痛み、不満、不安、非効率、などの苦痛の総称。
…分かりすぎる。

2.ペインは「目標と現状のギャップ(差)」から生まれる
「幸せになりたいのに、なれない(悩み)」
「評価されたいのに、されない(不満)」

3.ペインを埋める方法を探す
ペインを解消されるための答えが得られる問い=良い提案

ー以上、広告内容ー

この上記の広告につられて、思わず読んでみました。
今さらですが、本の題名は『仕事の教科書~きびしい世界を生き抜く自分のつくりかた~』(北野唯我)です。

(amazon貼りましたが、もちろんここから購入しなくて全然問題ないです!ここから購入したら私の懐に何かが入るわけでは全くありません。)

▼印象に残ったこと

どのワードも、他の本でもさんざん言わていることです。が、改めてまとまっているなと感じました。どれも参考になったのですが、強いて挙げるとすればこの2つ。

1つ目は、“ペインは「目標と現状のギャップ(差)」から生まれる”というフレーズ。
まるで資産運用と同じだなって思いました。7月25日のnoteにちょうど書いたところだったからです。『資産運用の第一歩は、あなたのスタート(現状)を確認し、ゴール(目標)を決めること』という記事を。

この差を埋める方法が資産運用なんです。
資産運用も仕事も同じですね。
感想が銀行員っぽいですね笑。


2つ目は、“自分のなかに「経営者」と「実行者」を育てる”というもの。自分の中にも役割の違う2人を育てるというのは、目からウロコでした。確かに、粛々と作業をこなす“集中ゾーン”に入るのは朝がいいですよね。夜にそれをやったことがあるのですが、脳が活性化してしまったのか、寝付けなくなりました。
そして朝すぐに“集中ゾーン”に入るためには、夜は「経営者」になるのが必要だな、と。とても納得のいくものでした。

▼この本を読んだ学びをどう活かしていくか

活かせる点が多いですが、仕事で特に使おうと思ったのは、このあたり

・「動詞=結論」を先に書く
・事実40%、解釈30%、感情30%
・「YES,but構文」

仕事でもプライベートでも使えるなと思ったのは、やっぱり一番印象に残ったここ。

・自分のなかに「経営者」と「実行者」を育てる
ここは、意識するとすぐに出来そうな気がします。そして、逆に意識しないと私は出来なさそうです。

コロナの第7派が流行っています。外出しづらいですよね。何より暑い日々が続いています。おうちや図書館などのクーラーがきいた部屋で涼みながら、読書をしてみるちょうどいい機会かもしれませんよ。



前回の読書感想文はこちら。


(2,337字)


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