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不登校息子がゲームに暴言を吐く理由

こんにちは、やつ子です。


子育てに終わりはないけど
立ち位置は知らない内に変わる。


その位置は
だいたい息子から教えてもらって
やっとこさ気付くパターン。

15年間その繰り返しだった。




いつだって次の立ち位置は息子が知ってたなぁ。


「お母さん遅いからオレもう先に行くね!」
みたいな感じで、

サッサとダダダーッとピョンッと
次に進んでいる。



今回もまただな。




・暴言を吐く理由



うちの15歳ゴリゴリ反抗期息子、

不登校から通信制高校へ
進路が決まったら決まったで
荒れに荒れている…


いや
荒れる日と自信たっぷりの日が
交互にやってきて、

そのどちらも
メーターが振りきれるぐらいに極端。


見ているこっちは
振り回される。



自信たっぷりな日は、

「そうそう!あんたならやれる!」と
心の中で喜ぶ私。

相変わらず親バカだけど
言葉に出さず心の中でコッソリ思うところに
我ながら成長を実感しておる次第。




反対に荒れに荒れている日は、

特にゲーム中に
聞くに耐えない言葉を乱発するので
母ちゃんとしてはしんどい…。




不安なのはわかるけど
そんな暴言をずっと言うことが
息子自身にも良いはずないよなぁ…

っていうか
そんなにストレスなら
そのゲームしなけりゃいいのに…


モヤモヤ&イライラがピークだった先日、



月1で相談に行っているカウンセラーさんに

“ 息子さんは今
  暴言を吐きながら
  前に進もうとしているんだよ ”

と教えてもらった。





ずっと家から出なかった15歳が
3年半ぶりに恐る恐る外に出て
新しい経験をしようとしている…

その暴言の酷さと同じぐらい
不安が強いということ。

もがいてる証拠だから言わせてあげよう!
わかりきった正論で止めてはいけない。


お母さんが聞くに耐えないときは
その場からそぉっと離れてもいいよ。

お母さん自身の心を保つ時間を大切に。





カウンセラーさんは
そんな風に話してくれた。





・まだ15歳



自信があるときはいいけど
暴言はちょっと…

どうせなら
その感情を言葉で言ってくれたら
私も聞いてあげられるのに…




はい~横の暴。

なんだ私は!
何様なんだ!



息子のネガティブを
まだ許してあげられないのね…

ってことは
自分のネガティブもだよね…




でも待って~聞いて~(必死)


1回ちゃんと言葉で言ったんだよ!
12月ぐらいに。

息子が自分の不安な気持ちをさぁ~
泣きながら2人で話したんだよ!

あの時間で
もう済んだかと思ってたよ

不安が。




なんでやねん。
なんでだよ。
お前はバカか。
んなわきゃない。
バカヤロー。


あらゆる突っ込みで
頭をぶっ叩いてほしい。




なんだかんだ
成長していても、
大人びた発言で
ハッとさせられても、

そりゃ怖いに決まってるよ。



私が高校生になるときも
不安だったじゃないか。


でもあのときは
周りにそれを紛らせてくれる
友達がいたし、

みんな一緒という雰囲気が
近くにあったから流れに乗れたけど、

息子の場合は家に1人でいるから
それが見えない。




人間関係のトラウマとブランクに
怖くならないわけがないじゃないか…





・育て直しの真骨頂だ!




「私が安心したいから
 もうそろそろいいでしょ!」

っていう
私の自分勝手な気持ちかなと思う。



不登校前までの子育てと
変わってない…情けない…

いや
そうそう簡単に人は変わらないから
忘れないようにコツコツ向き合っていこうと
育て直しを始めたんだった。



もう少しで
息子の高校生活が始まる。

いよいよ、本当に。

本当か?


半年前には想像もしてなかった。

進路の話も嫌がったのに、
何で急に動き出すんだろう。




急に…じゃないのかもしれない。

息子の中では
常に心にあったことなのかもしれない。




私にはゲームしかしてないように見えてるときも
YouTube見て笑ってるときも
アニメの考察に夢中なときも

ずっと頭から離れなかったのかもしれない。





自分で考えて悩む、
不安をとんでもなく怖く感じる、

理想と現実に挫折する、



それら1つ1つの気持ちを
私が息子から奪ってはいけない。



その瞬間の気持ちは
もう2度と思うことは出来ない。




息子は自分で
かけがえのない感情を心に刻んでいく。
それがネガティブであったとしても。



私は私の心を整えておくだけでいいのだ。

また忘れるからコツコツ向き合う。
いつでも受け止められるように。



さあ、今日も暴言吐いてこう!
(違うかっ)


それではまた(^-^)/










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