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幸福の手段【運動】

 こんにちは、ご覧頂きありがとうございます。今回はニートにお勧めの新しい習慣としてお勧めの運動をとりあげます。まとめると鬱、ネガティブ思考の対処法として運動をお勧めし、その習慣化が幸せに繋がることをお話しします。

【序論】 
 

「運動って疲れるし続く訳ないじゃん」と思う方も多いでしょう、私もダイエットしたては苦難の連続でした。しかし継続を通じてあることに気が付き運動にのめりこむように。
 運動を始めて1週間ほど経ったときのこと「あれ、気分がいいぞ」

【療法としての運動】


 実体験の話は一度おいておいてまず一般論から。運動療法が何故効くのかは様々な論点があります、運動により脳内の疲労物質が少なくなる、肥満が軽い炎症を全身に生み出しその炎症がネガティブ思考に陥る脳内物質を生み出す、新しい習慣が続くと自己肯定感が生み出される。
 
 まぁどれも当てはまりそうなロジックはあります。ただ炎症については名医から聞いた時半信半疑でした。「肥満が炎症を生む?それで鬱?なんで?」と、そして医者は肥満解消に糖質制限をすすめました。正直白米、麺類大好きの私は到底受け入れられずこのオプションは脳からパッと消えることになります。
 ただ最近ではこの手の炎症鬱本が増えてきています、何らかの実証実験があったのかもしれません。

 いろんな論拠はあれど精神医療に運動は有効とされています。仕組みは解説されていませんでしたがアメリカの論文では習慣化された運動は抗うつ薬一錠と同じ効果を持つのだとか。

【実体験からの運動療法】


 ま、ロジックは別として私がネガティブ思考からの脱却に運動が役立ったと実感したのは疲労感です。
「え、疲れて悪化するんじゃ……」
 落ち着いてください、そして最後まで読んでください。
 基本的にネガティブ思考は連鎖します。嫌な物事を考え、更にそのことを細かく考え込み、そして泥沼に浸かるようにより悪い方へと思考が連鎖する。

 運動最大のメリットは鬱、ネガティブ思考スパイラルからの脱却です。
「鬱っぽい時運動なんてできないんだけど」
 その気持ち痛いほどわかります、私も鬱の時運動なんてできる訳がないと思っていました。
 運動療法は医者からはすすめられましたがなかなかやる気が起きません。しかし先ほど述べた様に運動がメンタルに効果があると実感すると継続する意欲が生まれました。

【何故運動がネガティブ思考に効くのか】


 運動の肉体的疲労は思考力を落とします、ここがミソです。「あー疲れた」そのことに意識が集中します。
 世界一流のスナイパー訓練では身体的に高負荷状態での記憶力テストがあるとのこと、肉体が疲労すると思考力が落ちるというのは世界トップクラスの人間にも通じるのです。
 身体的疲労で嫌な事を思考する能力を奪う。嫌な事を考えなければネガティブ思考の連鎖は止まります。

【運動の波及効果】


 加えて運動は達成感があります。ちょこちょこと続けることで幸福を生み出す習慣になればもう幸せ一直線になります。

 私は今筋トレにハマっています。成長する筋肉、落ちる脂肪、引き締まった身体。日々のちょっとした変化に喜びを感じ、それがロングスパンの幸福に繋がります。
 この記事もバーベルスクワットに必要な体幹を鍛えるためバランスボールにのりながら書いています。

【運動の始め方】

 
 ただ運動を始める、習慣化する、これは難しいですよね。まずは散歩なんかから始めましょう、気軽にできるものが良いです。
 外に出たくないひとはスクワットもお勧め。軽く息が上がるくらいで充分です、その疲労がネガティブ思考脱却を促します。
 ネガティブ思考になりそうな時、なっちゃった時に運動です。運動はネガティブ思考への対処療法的にも使えます。
 ただし肥満の方は関節を痛める可能性があるので自重トレーニングは慎重に。


【運動の習慣化と幸福】


 運動でちょっと効果あるなと思ったら記録を開始、体重、回数、なにか基準を作りましょう。どれだけ頑張ったかを可視化することで達成感、充実感を得られます。それはネガティブ思考からの脱却からもう一歩先の幸福に繋がります。身体が変わると自信がつきます。
 自慢がてら私のダイエット前(去年九月)とダイエット後(今年六月)の画像を貼ります。(自慢できることが増えるのは幸福に大きく貢献します)

デブ


ダイエット後


【自信と友人】


 筋トレはちょっとしたおまけもあります。筋トレは社会的に「意義」のある行為だとされています。
 筋トレで自信がついたらニートを負い目に付き合いが薄くなった友人と交友してみましょう。「筋トレするニート」はステレオタイプなニート像と離れているので友人はあなたのことをなんらかのかたちで認めてくれるかもしれません。他人からの承認、それがまた幸福につながります。
 努力を認めてくれる友人はその後のニートライフの充実に大きく影響します、大切にしましょう。
 
 ニートだからといってあざ笑うヤツは無視しましょう、というか害悪です。社会人と違って上下関係も職場の空気を読む必要のないニートは友人を自由に選別できます。特権なので有効活用しましょう。

 疲れは幸せ、疲れは成長、疲れは自信。まずはちょっとしたものから始めましょう。

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