私が批評でしたいのは、ふたつのこと、ここにこれがあるよ、と告げること、それから、それは何をしているのか、を記すこと、なのだ。 2021/02/03
会社へ。大事な会議が2本ほどありましたが、大事な会議は充実しているので心地よい疲労感だったりもします。そしてその後、餃子などをテイクアウトして帰宅。最近運動していないので、体が重くなってきたような気もしている。
佐々木敦『批評王』を読み進める。
有用性と教養 (この言葉にも問題なしとは言わないが)とは別ものであり、役に立たなさそうなこと、いや、はっきりと役に立たないであろうことでさえ、学ぶ意味はなくはない、いや、あるのだと、私からしたらごく当然と思えることを言っておきたいだけである。
佐々木敦『批評王』P.15
世の中には役に立つもの、立たないものの両方が存在しているけど、役に立つか、立たないかが、自分の行動の判断基準になっている必要はない。だけど、それがわからない人って結構いるのかもしれない。役に立たないものを愛してもいいし、役に立たないことをしてもいいのだけど。
そもそも役に立つというのは何なんだろうなどと思ってしまう。自分にメリットがあるか、得るものがあるか、ということなのだろうか。対価がないと何もできないのだとするとそれはなんというかあさましい感覚のようにも思える。
私が批評でしたいのは、ふたつのこと、ここにこれがあるよ、と告げること、それから、それは何をしているのか、を記すこと、なのだ。
佐々木敦『批評王』P.28
批評集を読むこと自体が久しぶりで新鮮。読みたい、観たい、聴きたい、作品が増える。
自分の好きなことを表明すると、気の合う仲間が集まってくるらしい。とりあえず、読んでくれた人に感謝、スキ押してくれた人に大感謝、あなたのスキが次を書くモチベーションです。サポートはいわゆる投げ銭。noteの会員じゃなくてもできるらしい。そんな奇特な人には超大感謝&幸せを祈ります。