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2020/09/25

 次女が保育園で借りてきた絵本が『まんじゅう怖い』だったようで、これ幸いと落語を聞かせてみたけれど、すぐに飽きてしまって聞いてない。流石に音だけはハードル高かったか。

 ジョン・ディクスン・カー『蝋人形館の殺人』を読んだ。引き続きバンコランシリーズなのだけど、4作目にしてかなりピンときた! 蝋人形館もベタな怪奇趣味といえばそうなんだけど、秘密クラブとかパリの大敗的な雰囲気と相まって全体的に良い雰囲気。さらに、「マラーの死」がトリックにも繋がっていてかなり良い感じ。ラストの犯人とバンコランのやりとりも異様な緊張感があってよかった。

 推理小説ってのは語り部が重要で、謎を解決する主人公の視点では語られないものが多い。バンコランもまた、それをバンコランの傍らで共に捜査の一部始終に立ち会っているジェフ・マールがいるからこそ成立するのであって、その語り部は読者を代表しながら翻弄されていく。本作ではそんなマールくんが潜入捜査したりするもんだからより一層感情移入しやすかった気がする。

 東京タワーの蝋人形館はマクドナルドの創業者、藤田田の息子さんがオーナーらしいのだけど、ジャーマンロックが好きらしくてマニアックなミュージシャンの蝋人形が鎮座しているのだそうな。

 ご飯抜き気味で一気にダイエットしようと画策している。連休のいいところは、次の週末が来ることが早いことである。

自分の好きなことを表明すると、気の合う仲間が集まってくるらしい。とりあえず、読んでくれた人に感謝、スキ押してくれた人に大感謝、あなたのスキが次を書くモチベーションです。サポートはいわゆる投げ銭。noteの会員じゃなくてもできるらしい。そんな奇特な人には超大感謝&幸せを祈ります。