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要するに、自分で自分の身の始末がつけられなくては生きていけない、ほんとうに誰も助けてくれない時代になったということだ。 2021/07/17

 土曜日。朝からマンション理事会をオンラインで。

 後藤明生の『ロシアの旅』を読んだ。相変わらずとぼけた味わいで、自分は後藤明生が好きなんだなぁ、としみじみ思う。酒飲んで本読んでとぼけたこと言って暮らしていたい。

 青いカバのおかげでずいぶん単行本を買い揃えることができた。嬉しい。

 古井由吉『東京物語考』のことを考えている。古井作品を読み解く上での重要なテーマが語られている気がする。気がするだけだけど。

要するに、自分で自分の身の始末がつけられなくては生きていけない、ほんとうに誰も助けてくれない時代になったということだ。 

 これ昭和の話だけど、令和でも自己責任とか自助とかってキーワードが飛び交っているわけで、トレンドは変わっていないというか、ますます強化されているような気もする。


自分の好きなことを表明すると、気の合う仲間が集まってくるらしい。とりあえず、読んでくれた人に感謝、スキ押してくれた人に大感謝、あなたのスキが次を書くモチベーションです。サポートはいわゆる投げ銭。noteの会員じゃなくてもできるらしい。そんな奇特な人には超大感謝&幸せを祈ります。