講師紹介~菅野孝盛(公務員(技術職))~
11月2日(木)開催「公務員(技術職)」ワークショップ講師のおひとり、菅野孝盛様をご紹介します。
菅野孝盛さんってどんな人?
お名前:菅野孝盛
職業:福島県県北農林事務所農業振興普及部
出身:福島市
お住まい:福島市
学歴:山形大学農学部卒業
どんなことをしているの?
農業分野の福島県職員として、普及指導員という仕事をしています。
「相双農林事務所双葉農業普及所」と「県北農林事務所」というところで、果樹農家へ栽培技術を指導したり、新しい技術の導入や経営についてアドバイスしたりしています。
これまでの主な取り組み
福島県職員としては7年目なのですが、最初の3年は農業総合センター果樹研究所で研究員をしていました。果樹に関する病害虫について研究していました。
4年目からは現在の普及指導員という仕事をしています。具体的には、月に1回、農家・農協・県が集まる「指導会」という栽培技術の確認・検討をする場で、栽培技術や病害虫に関する指導をしています。新規就農者や生育不良の園地などの個別巡回指導もしています。
栽培技術の指導以外には、農業に関する研修会の実施、高校生への農業体験、スマート農業等新技術の実証などの活動もしています。
なぜ今の職業に?
元々自然環境に対して興味があって、それに関連する仕事に就きたかったんです。地元の梨畑が年々減っていく中で、梨畑を少しでも減らさないよう農家の役に立ちたいという思いもありました。なので福島県職員(農業)を選びました。
どんな生徒・学生だった?
部活動、アルバイト、ボランティアなど様々なことを経験してきたと思います。その経験を通して人との接し方が身につき、自分の視野を広げることができたと思います。
なぜその進路を選んだの?
農学部であれば、農業だけでなく、食品、林業、土木など学ぶことができるので良さそうだなと思っていました。実際、山形大学は1年生のうちは山形市内のキャンパスで農学部以外の授業(歴史の授業や化学の授業など)も受けることができ、多方面に知識を伸ばすことができました。実家から近い大学というのも魅力でした。
高校生へのメッセージ
いろいろなことに挑戦してほしいと思います。たとえ失敗したとしてもその経験がいつかどこかで役立ちます。恐れずに遠慮せずに自分のやりたいこと、気になることをやってみてほしいなと思います。