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キャリアコンサルタント・ライフキャリアコーチを仕事にする3ステップ【イベントレポート】

『キャリア支援を仕事にしたい人』を全力で応援するミートキャリアでは、2022年11月、『ネットでサービスを販売』するプラットフォームMOSHとともに、キャリアコンサルタントやコーチとして個人で活動したい方を対象としたオンラインイベントを開催しました!

100名近いお申し込みがあり、イベント直後には「早速サービス販売のページを作りました!」という声も届いたほど、関心度の高い熱いイベントとなりました。キャリアサポーター・アカデミー卒業生の小澤梓がその様子をご紹介します☺️

まさに「個人でサービス提供したい方」必見の内容を一部ご紹介します。ぜひ最後までご覧ください!

登壇者紹介

MOSH|Business Development Manager 澁谷拓氏
個人の方がネットで簡単にサービス販売できるプラットフォームMOSHを提供。ネットでサービス売るならMOSH | 無料で使える予約サイトシステム

ミートキャリア|キャリアサポーター・アカデミー事業責任者 上林かずえ
3ヶ月で有料のキャリアカウンセリングをサービスとして提供できるスキルと、個人で仕事を得る力が身に着くことを目指したキャリアサポーター・アカデミーを運営。


サブスク型のススメ

冒頭、澁谷さんからはさっそく、「ビジネスとして安定させるならサブスクはオススメ」という話が。

「サブスク」と聞くと難しく考えがちですが、世の中のさまざまなサービスはすでにサブスク型です。月謝制の習い事や受講〇ヶ月といった講座もサブスク。1回きりのサービスもちろん良いですが、「ビジネスを安定させたい」ならば、これからはサブスク型のサービスを考える必要があります。

確かに、習い事のようにサブスクで提供できれば、仕事としても収入面でも安定させることができそう。でもなんとなく不安、ちゃんと継続して売れるか心配…という方も多いのではないでしょうか。
特にカウンセリングやお悩み相談には「必要な時に、単発で」というイメージをお持ちの方も多そうです。相談業のサブスクなんて、実現可能なのでしょうか…?


サブスクサービス開設までの3ステップ

澁谷さんは、さまざまなジャンルのトップクリエイターの販売手法を見てきた経験から、「相談業でもサブスク化はできる」と3つのステップを紹介してくれました。


STEP1 発信の受け皿をつくる

SNSでの発信は不可欠ですが、それだけではなかなか仕事に繋がりません。まだ会ったことにない人に突然DMで相談するのは難しい。「発信」を「販売」に繋げるためには、まず「相談するハードル」を下げてあげること。そのための”受け皿”となるページが必要です。

事例を見て納得。”受け皿”となるURLが表示されるだけで「いつでもご連絡ください」といったメッセージにも取れます。これなら「ちょっと相談してみようかな」って気持ちになりますね!


STEP2 サブスクビジネスを安定させる

発信によって集客ができたら、次の課題は継続。
200業種 50,000人がサービス提供者として利用しているMOSHのデータから、「1年以上継続して売れているサービスは、実はサブスク型の方が多い(サブスク型75%、単発型25%)」ということが事実として言えるそうなのです。えっそうなのか!

そして、継続率が高いサービスの特徴として、以下3つがあるのだそうです。

・会員数が5名以上であること
・月あたりの売上が2万円以上であること
・感想レポートを書いてもらっていること

なるほどなるほど、まずはこれらを目指して行くのがいいのですね。具体的な定量目標が見えることで、頑張れる気がしてきました!


STEP3 サブスクビジネスを軌道に乗せる

でも、何をどのようにサブスクで売ると良いのでしょうか?…最後に、澁谷さんから3つの秘訣を教えてもらいました。

ビジネスとして軌道に乗せるには、はじめから「サブスクで販売できるサービスを設計する」ことがポイントなのですね。


『キャリア支援』のサービス販売って、なにからすれば良いですか?

ここまでで、マネタイズの方法はわかったけれど、自分のやりたいキャリア支援を「どうサービスにするか」がまだ見えてない方も少なくないでしょう。

後半は、ミートキャリアの上林さんがこれまで300人を超える「キャリア支援を仕事にしたい」方々と向き合ってきた経験をもとに、サービスを考える上での大切なプロセスを紹介してくださいました。


もっとも大事なのは『自分の売り』をとことん考えること

サブスクが難しいと感じる方の多くは、「サービスがまだない」もしくは「サービスが売れていない」のどちらかではないでしょうか。

この状態の方は、まず、マーケティングでよく使われる「4P」「3C」といったフレームワークを参考にしながらひとつずつ考えてみましょう。

4Pとは、マーケティング用語で、Product(商品)/Price(価格)/Place(流通)/Promotion(販売促進)のこと。「どういうキャリア支援のカタチを、いくらで、どのプラットフォームを使って、どうやって顧客に届けるのか」を考えること。

また、Product(商品)=「キャリア支援のカタチ」がまだ充分に定まっていない、なかなか売れないという方には「自分のキャリア支援の3C分析をしっかり行いましょう。」3C分析も、マーケティング用語で、Company(自社自分)/Customer(顧客)/Competitor(競合)といった3つの視点で分析して戦略を立案すること。

上林さんから、アカデミー流3C分析として「個人としての売りをもつ」重要性と考え方が紹介されました。

大事なのは順番。個人としての売りを持つために、まず『誰に何を提供するのか』をよく考えてください。多くの人は「誰にキャリア相談しようか(顧客)」とか「他の人は何円でやっているか(競合)」に目がいきがち。

でも、はじめに考えて欲しいのは『自分のこと』。それから、その対象となる方がいる場所、見る媒体を通じて、その人達に届く言葉をつかって、発信や宣伝をするステップが大事です。

すでに個人でサービス提供をしている卒業生の事例とあわせて、「ターゲットとなる層にとって、有益となる情報をシンプルに載せること」を教えてくださいました。

「『売りに繋がる強み』が自分では見つけられない」という声をよく聞きます。だからこそ、実践と他者からのフィードバックの繰り返しでブラッシュアップすることを勧めています。「自分がやりたいキャリア支援はこれかも」「こういう分野は苦手かも」「〇〇の部分を褒めてもらえた」といった積み重ねで、強みを見つけていくのです。

そして、やりたいサービスをつくれたら、ぜひ打席に立ってみてください。完成させてから出すのではなく、走りながら改善していくくらいの気持ちでぜひ踏み出してほしいです!

確かに、つい「これ売れるかな?」という方に目が向いてしまうけど、まずは「自分の売り」を反映させたサービスをしっかり考えることから始めたいですね。その上で、どうやって提供するかまでの流れを考えれば、思い切って販売に踏み出せるような気がしてきました!


※キャリアサポーター・アカデミーは、2023年3月開講期をもって終了しました。これまでありがとうございました!

ミートキャリアでは、『強みがわかる 活かし方がわかる キャリアプログラム』を提供しています。強みの言語化、その強みをどのように活かせばよいかを見つけたい方は、ぜひこちらのプログラムをご検討ください!


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