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価値観の言語化、大事!

あなたの大切な価値観、言語化できていますか?

誰しもなんとなく、こういうことが好き、気になる、いつも優先させてしまうなどの価値観があるかと思います。ただ、それを自分自身で認識できているか、言語化できているかがとても重要なのではと思います。

そんな時にお勧めな本がこちらです。

私は、北野唯我さんの本はおそらくすべて読んでいるかと思います。「転職の思考法」などが有名ですね!

この本では、あなたの大切にしている価値観がワークシート付で分かるようになっているため、読んだ後に、自身の価値観について振り返ることのできる、ストーリーと自身のことに落とし込めるという、両方を楽しめるとてもお得な本になっています。

また、合間合間に著名人の名言が差し込まれており、そちらも、どの言葉が刺さるのか人に寄るところなのかと思います。

私は、「絶えずあなたを何者かに変えようとする世界の中で、自分らしくあり続けること。それが最も素晴らしい偉業である。」ラルフ・ワルド・エマーソン(P83)が響いています。

前半の漫画を読んだ後は、どのキャラクターが一番響いているのかを考えながら、自身の価値観を問うていきます。自分とは違う他者とも、自身の「仕事への価値観」という言葉の解像度を上げていくことで、歩み寄れるのではないかと、北野さんは言っています。(P213)

一人の人間にも複数の価値観はあります。そんな時は「分散して満たすこと」「一つの場所ですべてを無理に求めようとしないこと」なども書かれており、私は少し心が楽になりました。

働くことは生きること、というように、仕事の人生に占める度合いは大きいです。

感性とは、違いに気づく力と、北野さんはおっしゃっています。主観的に体験したことを分析する、この繰り返しこそが完成を磨くものだと。

感性、価値観、いろんな表現がありますが、この本で自身の大切な価値観が客観的にわかることは大きな価値だと思います。是非自身について、最近わからなくなっている方、キャリアに迷いがある方など、お勧めです!

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