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アート思考とは?みんな誰もがアーティストになれる♪

今日は、こちらの本を読んでの思いをまとめたいと思います。

とってもわかりやすく、かつ中身がとても濃い本でした!視野が広がります。アートとは何か、アーティストとはどういうことか、そんなことがわかりやすく書かれており、大変面白く、私にとって出会うべくして出会った本だ!と思い、感動しております。なんとなくはわかっていたつもりでしたが、ここまで理解できたのはとても良かった!

私のことについて

私は、長年自分のキャリアに悩んでおり、本当の天職を、子供が生まれてから特に模索してきました。(子供は今3歳)本当にこのままでよいのか、この先自分はどうしていきたいのか。

そんな昨年の6月頃、ある講座を受講している期間に、本屋でふらふら、好きな雑誌コーナーにいるときに、ある気付きがありました。

今後のキャリアの方向性について、今まで新卒から会社員で、そこから抜け出して、私自身がボスになれる環境に身をおきたいなとは前々から思っていました。

ただ、今一つ踏ん切りがつかないのは、好きな方向性である、書くこと、デザイン、webディレクションなど、仮にいくら専門性を磨いても結局受託仕事では、もしフリーランスになったとしても、今までと変わらないなと感じてきました。

一方で、アートやデザインは好きで興味がありましたが、例えば今から芸大などに通ってアーティストになるというのは、なんとなく抵抗がありました。

叔母のキャリアを改めて知る

そんな頃、叔母が、友禅和紙の特許を取っていて、ホビー賞で賞をとって、現在講師もしているという話を聞き、なんとなくいいなあ!と思ったのです。方向性に光の射した瞬間でした。

何かを作る、アウトプットすることであわよくば賞をとり、取れなくても、その分野で仕事になれば、芸術家とまではいかなくても、ビジネスになりそうだななんて考えたり。

デザインでも、言葉でも、文章でも、会社員の経験も活かせて、ビジネス視点も持てて、課題解決、情報伝達、発信のためのデザインやライティングや、何かの作家さん?になりたいなと、なんとなく思った。そんなことが昨年の6月にありました。

銅版画制作を始める

その後昨年の夏ごろ、ピンときた銅版画制作を始めて、その後楽しく制作していく中で、アーティストになりたいという漠然とした思いが湧いてきました。前置きが長くなりましたが、そんな私がやっとアーティストという意味を具体的に理解できたのが、上記の本です。(遅いが、今がその時)引用は全ページしたい気持ちですので、興味の湧いた方は読んでいただくとして、

アートとは、つい作品形態のことを思い浮かべますが、その「表現の花」の下には「探求の根」が広がっており、「自分なりの新しい視点」で世の中を見ることが何より大事ということがこの本を読んでよくわかりました。

誰でもアーティストになれる

誰しもアーティストになれるし、「花職人」のように、「自分なりの視点」がないのは、どんなに技術が高かろうと、アートではないんだということも、この本をよんで改めて腹落ちしました。なんとなくはわかっていましたが、とても明快にクリアに。

職業の名前にとらわれず、生き方として、アーティストになりたい。世界を「自分なりの視点」で見て、その視点を世に提示出来たら本当に面白いだろうなと、そんなことをこの本を読んで思いました。とてもワクワクしました。

何も難しいことではない。特別なことをせずとも、「自分ならではの視点」を持つ。今ある当たり前を疑ってみる。まずはちいさな「自分の興味・好奇心」を見つけて、拾い上げて、それらに挑戦していく、トライしてみる。そして行動に起こしていく。そんな延長線上に、自分ならではのアーティストへの道がつながっているのではないかと思いました。何度でも読みたい本。作者の方や、この本を世に出してくださった皆様に本当に感謝したいです!心からありがとう!

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