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創業から向き合い続ける、メディヴァの価値観と問い

前回の医療コンサルの具体的な仕事とは。のnoteでは、メディヴァの事業の実例について「どんなニーズに」「どんな方法で価値提供したか」「その結果どうなったか」の観点と、それぞれを担当するコンサルタントがどんな想いをもち取り組んだかを書きました。

社会基盤のひとつである医療界は、国家・行政・地方自治体・各種専門団体・医療従事者など、その関係各所の多さから、課題や問題解決の道すじが複雑かつ困難になりがちです。

  • 超高齢化社会に対応する制度改革

  • 勤務医の働き方改革

  • 都市と地方の医療格差

  • 病院の再編

これらはいま医療業界の課題とされている内容です。ニュースなどで見聞きしたものもあるでしょうか。

現在のように、当たり前に医療変革が叫ばれるようになるもっと前、「そういうものだから仕方ない」と根本解決が避けられてきた医療の課題を、メディヴァは20年以上、高い理想を持ち続け変革に取り組んできました。

今回のnoteでは、具体事例からは少し目線を上げて、メディヴァの考え方や創業以来取り組み続ける価値観について書いていきます。

「革新」と「価値創造」を支える、3つのテーマ価値観

メディヴァの社名には「革新(Innovation)」と「価値創造(Value-Added)」の言葉が入っています。

Medical Innovation and Value-Added
(医療分野における「革新」と「価値創造」)

※それぞれ頭の1文字ずつをとってMEDIVA

新しいことを始める、これまでにないやり方をするときの壁が多い医療界で、革新と価値想像をつくり続けるために重要な価値観を、代表の大石はこのように語っています。

メディヴァが創業以来大切にしている価値観
1 目線を高く持つこと
2 徹底的な患者視点と現場主義であること
3 仲間を大事にすること

引用:メディヴァコーポレートサイト「代表挨拶」より

これらの言葉の意図について、1つずつご説明していきます。

1 目線を高く持つこと
ーパイオニアとして、目線を高くもち実行までやるー

価値観の1つめは、目線を高く持ち、ヘルスケア業界における「革新」と新しい「価値創造」を目指し、「政策」へ反映させるという目標を持ち続けることです。

メディヴァは、代表の大石が自身の出産時に経験したことから医療界に問題意識をもち、それをきっかけとして設立されました。

「医療界で本当に変革を起こすには、『提言したこと』を『実行に移す』まで自ら動かなくては駄目だということ、そしてパイロット・サイトを持ち『実証』しなくてはいけないことを痛感しました。医療界に対して感じた『些細な違和感』は、コンサルティングだけでは変えられない。では、変えられるところまでやってやろう。

引用:メディヴァコーポレートサイト「代表挨拶」より

当時大石が、パートナーとして在籍していたマッキンゼーで病院コンサルティングをはじめ、業界関係者にインタビューしながら強く感じたことはこのようなことでした。

以来、関係者や協力者が増え、会社が大きくなり、ナレッジや実績が増えても、メディヴァはつねにパイオニアとして、実行者であることにこだわりをもっています。

2 徹底的な患者視点と、現場主義であること
ー”患者さんとまっすぐ向き合いたい”そう望む方々の心強いパートナーであれー

現代の医療の「あるべき姿」を考えたとき、その答えは、2000年にヒポクラテスが記した「医療は患者さんのために」という誓い・願いから少しも揺らがないことに気づきます。

代表の大石の医療を変革したいという想いに賛同してくださった医師の方々と一緒に、メディヴァは医療・介護の現場を一つ一つ作り運営することで現場力を着けてきました。
そして元々、戦略コンサルティング・ファームの経験による経営力があります。

メディヴァは全社員が”医療は患者さんのために”の「信念」と”患者目線と現場主義”の「価値観」をもち、経営や戦略のノウハウ、医療・介護界以外のノウハウ、 そして現場で培った経験を強みとして、医療・介護界の「健全な発展」を実現させていきます。

3 仲間を大事にすること
ー「構想する力」「楽しむ力」を持って「貢献し、学び合うこと」により「仲間を呼び集める」ー

三つめの価値観は「仲間を大事にすること」。

どの企業でも言われていることと思われるかもしれませんが、ここでの「仲間」は会社で働くメンバー(社員)だけを指すのではなく、ヘルスケア分野に問題意識や興味を持つ社内外のネットワークに属する全ての人です。

大事にすることとは、そのネットワークの一員として、同じ目的を目指して集い、貢献し、学び合う仲間でありつづけることです。

メディヴァが行っている仕事は先例がないことが多く、それを「無人島に街を作る」と例えて社内の標語にしています。
「無人島に街を作る」が如く、自分で街を構想し、仲間を呼び集め、力を合わせ、やがて大きな街が出来るということを示しています。

構想し、楽しみ、互いに貢献し、学び合うことで「仲間を呼び集めること」は、街を作ることそのものと考えられますし、集まった仲間が知恵を集めることで、さらに理想の「街づくり」に向かっていくことができます。

価値観を確認するために”常に問うべきこと”

前述した3つを重要な価値観として定義したうえで、それが行動につながっているかを確認するため、メディヴァでは下記の3つを”常に問うべきこと”としています。

Are we innovative?
我々は革新的か?

Are we creating value for our patients and clients?
我々は患者さんとお客様のために 新しい価値を創造しているか?

Do we excite the best people?
最も優秀な人材が集まり、楽しんでいるか?

この問いに、常に肯定できる行動がメディヴァでは求められます。
だからこそメディヴァでは医療者も患者も両方にとって良いこと、本当の価値をつくるための仕事ができ、納得度・充実度の高い仕事ができます。

プロセスや成果におけるイノベーションを

昨今、イノベーティブな企業ランキングなどが世界や国内で発表されており、そのほとんどをメーカー・ものづくりの企業が占めています。

一方で私たちが創るイノベーションは製品ではなく、「患者さん・医療者・地域の三方それぞれが満足できる医療機関や介護施設などを経営・運営するプロセス」や「患者さんや医療者の笑顔そのものなどの成果・結果」というような無形のもの。

その価値は、無形であるがゆえに分かりやすいものばかりではありませんが、確実に地域や社会がより良くなっていく実感がもてる、大きなやりがいのあるものです。

世の中の新しい価値、人が幸せに生きられる社会、そんな「ものづくり」をしている会社です。

メディヴァの募集について

メディヴァでは、コンサルタント、事業創出担当、専門職などさまざまな募集を行っております。

職種に迷う方向けにご用意した「カジュアル面談」もあります。
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