見出し画像

紙コップとストローで人体模型を作ろう!

メディックメディア メディカルイラストレーター(MIG)公式キャラクターのミグです!

2024年1月、内容を大幅にアップデートした『病気がみえる vol.11 運動器・整形外科 第2版』(以下『病みえ整形』)が発売となりました!(ちなみにアプリ版mediLinkストアにて販売中です。ぜひチェックしてみてくださいね。)

書籍制作が無事に完了したタイミングで、制作に関わったとあるメディカルイラストレーターの机を覗いてみたら…………何かいる!!

「紙コップ製デフォルメ人体模型」(作:Tさん)である

生みの親であるTさんにお話を聞いてみたところ、自主勉強として『病みえ整形』の特典コンテンツの1つである「3D全身骨格・関節運動」(※)を参考にしながらデフォルメ骨格模型を作成されたそう。

※ちなみに特典コンテンツの3D全身骨格、書籍を買わなくとも無料で使用できるんですよ!骨の名称を知りたいときや、骨格を様々な角度から見たいときにすごく重宝します。

そんなTさんが制作工程をまとめてくれたので、紹介していきますね!

※作った模型はTさんの自主制作のため、監修などが入っているわけではありません。
ご了承ください。

全身像

こちらが正面からみたデフォルメ人体模型の全身

※ストローの色分けは、今後統一したいけれど現状の模型では特に意味はない、とのこと。

背面はこんな感じになっています。

制作工程⓪(構想段階)

プロトタイプを作った上で、素材は紙コップとストローに決定!

制作工程①

観察しながら紙コップに骨格を描いていきます。

制作工程②

*烏口突起(うこうとっき)は、今後筋肉を付けることを考慮して付けられています。

制作工程③

鎖骨を表現したストローを曲げて肩甲骨に付けることで、肩甲棘のでっぱりが表現されています。

関節運動がわかる特典コンテンツも一部無料で使用可能です。

制作工程④

制作工程⑤

ゴムを使って筋肉を表現する発想も素敵です。今後のアップグレードが楽しみです。

Tさん曰く、
『病みえ整形』では骨格の解剖を扱っていますが、解剖イラストを作成する過程で、腕は肩甲骨と鎖骨で体幹に繋がっていることや、手首を回す動きは肘から動かしていることを知ったときは驚きました!実際の動きを再現できる模型を検討することで、骨格構造の理解が深まりました。
とのこと。

みなさんも本記事を参考にぜひ作ってみてくださいね!
ちなみに制作者のTさん、後日個人的にこのデフォルメ骨格模型くんと神戸にある「シャレコーベ・ミュージアム」に行かれたそう。いろいろな博物館があるんですね〜。

素敵なお写真ありがとうございました!

この記事が参加している募集

最近の学び

生物がすき

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?