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巣籠り大学生がTableauをやってみた

「データは読めない」と、1か月前、私はそう思っていた。
数字に関してはアレルギーがあって、エクセルでは関数の設定自体に大きな抵抗感があった。だが、今では「データ」という言葉を聞くと、私は分析したくて居ても立っても居られない。そうなった理由はTableauと出会ったから。

以下が実際に私が作成したレポートである。Tableauの初級~中級修了レベルでこのレベルのデータ分析ができるのだ。制作時間は驚くことにたったの20分。これは全てTableauのおかげ

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実際にこのチャートに触れてみたい方はこちら

今回の記事では、数字が大嫌いな文系学生でもデータを自由に扱えられる秘密道具と、わずか1か月でTableau Data Analystの資格も取得できる必殺技を紹介する。

Tableauは次の行動を考えるための秘密道具!

TableauとはBIツールである。BIはビジネスインテリジェンス (BI) の略で、ビジネス運営でのデータ、コンピューティング、分析を意味する専門用語。会社や調査機関に蓄積された膨大なデータを集めて、それを全て一瞬で可視化し、次に取る行動の意思決定や研究における判断を迅速に導き出すツールである。
一見、BIツールはデータをカッコよく、そして分かりやすく見せる事が優先事項だと思われるかもしれないが、重要なのは「次の行動の意思決定を行う」ことである。そのためにBIツールが使われるのである。

Tableauは世界中で大人気!

従来は、データ分析官などの専門家のみがデータを取り扱っていた。しかし、BIツールがある今ではデータを分かりやすい図に変えることで小学生でも誰でも直感的に読み取ることができるようになった。さらに多少のデータ知識さえあればかなり高度な分析も可能になる。私は統計学入門の授業を大学で受けたがそれだけで多方面にわたる分析が可能になっている。

ガートナー社によると、Tableauは、「Power BI(マイクロソフト)」、「Qlik Sense(Qlik)」と並ぶ三大BIツールの1つに数えられている。TableauはLeadersの位置にいて、つまり実行能力と製品ビジョンの完成度の双方が高いことを意味している。なんとTableauは8年連続でこのポジションにいる。マイクロソフト社のPowerBIも説明書なしに直感的に行えることでとても人気がある。だから、BIツールが初めての方はTableauだけではなく是非PowerBIにも一度触れることをオススメする。

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TableauのようなBIツールの大きな特徴は、エクセルシートのように細かい機能を探したりする手間がないということ、だからとても効率よくレポートを作成できるのである。
今現在、多くの企業がデータの可視化に力を注いでいる。Tableauの発表によると、Pfizer(大手製薬会社)で働く25000人(全社員の3分の1)もの社員がTableauを利用していると発表した。今後のデータ分析の活用の広がりにも大きく期待ができる。

データの可視化で分析が簡単に!

Tableauを含めるBIツールをもっと知るためにデータの可視化を体験していただきたい。
それではいきなりだが、ここで問題。

問題:どの地域のどの製品の売り上げが一番高い?
毎日忙しい私たちに短時間で一番大きな数字を見つけるのはあまりにも難しすぎる。

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だが、Tableauを使うとたったの3クリックで売り上げの違いが一目瞭然になる。

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これが、「データの可視化」である。
このような表以外にも、棒グラフ、円グラフなど様々な図や表を自由に作ることができるのだ。

Tableau を今始める理由はこの3つ!

①学生は無料!
②資格も無料でとれる
③Tableau Publicで公開できる

①Tableauは学生であれば無料!

実は、一般個人でTableauを使うと利用料は1年間で10万円以上する。大人でもなかなか手が出ない金額だ。だが、学生であればこれが全て無料なのだ。これだけではない、eLearningもついてくる。eLearningは年間180ドルの費用がかかるがこれが全て無料。大学を4年間として計算するとなんと50万円ほど得してTableauを利用できる。
細かい手順は後半に詳しく載せているので是非チェックして頂きたい。

②資格が無料でとれる

Tableau eLearningには難易度別、分野別にオンライン上で受けられる試験も付属してあり、自分の実力を測ることが出来る。そして試験をクリアすれば認定証(バッジ)がもらえ、このように自分のスキルを証明することが出来るのだ。
下の写真はLukeが実際に取得した資格の1つである。

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③Tableau publicで自分の作品を公開!

Tableau には世界中のユーザーがそれぞれ分析したものを一般公開出来るTableau Publicという場がある。ここでは他の人の作品をみてデータ分析の方法を学んだり、自分が作った作品を共有して世界中の人に見てもらうことが出来るのだ。
Tableau publicによってデータを分析して終わるのではなく、そこからどういったことが読み取れるか、そして相手側にどのようにわかりやすく分析結果を見てもらうか、ということを自ら実践することが可能になっている。

以下のリンクからTableau publicをチェック

Tableau eLearningは初心者に優しい

Tableau eLearningは、オンライン上で行えるTableauのトレーニングプログラムで、それぞれ初級、中級、上級の段階に分かれているので、初めてTableauを扱う人も、すでに使ったことがある人も、自分のペースで進められる
それぞれのパートの説明動画の途中に選択問題などがあり、解説の進行に合わせて自分自身がしっかりと理解できているか確認しながら進めることが出来る優れもの。

また、各パートの最後には実際に自分の手でTableauを動かし、指定されたタスクをこなすような演習問題も用意されている。知識を頭で覚えるだけでなく、手を実際に動かして学習した内容を確実に身に付けながら進めることが出来る。

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実際にTableauを始めてみよう!

繰り返しになるが、認定教育機関の学生であれば、一年間無料のライセンスが提供される。
ここでは実際に学生がTableauを始める手順を説明する。

1.まずここにアクセス

2.画面中央にあるTableauを無料で入手をクリック

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3.学校のある国、氏名、メールアドレスを入力する

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4.在籍している学校名と利用目的を選択し、在籍している証明(学生証など)をアップロードする

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5.証明書類が確認された後、メールでTableauサイトへのリンクと、学生ライセンスのプロダクトキーが送られてくる。

そのメールに記載されている手順に従い、インストール完了!


Tableau eLearningの始め方

1.初めての学生は、Tableauアカウントを作成した際、プロダクトキーと一緒に送られてくるメールにある手順通りに登録する。
それ以外の方はまずこちらのリンクをクリック

この後に、ログインを促す画面が表示されたら、必要な情報を入力

2.画面右上の言語が日本語に選択されていることを確認

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3.まずは一番左の初級~中級を選択。カリキュラムより、上の項目から順に進めていく

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解説動画の音声はすべて英語だが、日本語の字幕が入っているので、英語が得意ではない方でも安心して始められる。
また、進めるペースとしてはいきなり詰め込み過ぎても、間隔が開きすぎても後々大変なので、1日1時間のペースが目安になるかと思う。私はこのペースで初級~中級編を約2週間で修了した。

各コースを修了すると、このようにCertification(証明書)をもらうことができ、PDF として保存しておけば、自身のTableauスキルをいつでも証明することもできる。

ぜひこの機会に新たなデータ分析を始めてみてはいかがだろうか。

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Written by
Kyogo Luke Ikemoto & Ryoki Sato

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