素人が伝えてみる機械工学ブログ

某高専、大学、大学院で機械工学を専攻したにも関わらず、機械工学を使った仕事をしてこなか…

素人が伝えてみる機械工学ブログ

某高専、大学、大学院で機械工学を専攻したにも関わらず、機械工学を使った仕事をしてこなかった素人が無謀にも学校職員に転職。そんな素人が機械工学を勉強し直したことを中心に機械工学関連の記事を書いていく予定です。 ご連絡先はこちらへ→maca.eng.2021@gmail.com

マガジン

  • 番外編

    機械工学とは全く関係ない記事をまとめたものです。 そのときの思い付きなので,「素人が伝えてみた機械工学ブログ」の動向がものすごく気になる「もの好きな方々」のための記事です(笑)。

  • 流体力学

    素人が伝えてみた機械工学ブログで更新している流体力学についてまとめたものです。流体力学について知りたい方は是非一度見てみて下さい。

  • 補足編

    機械工学の前提条件として知っておくべき数学・物理の知識(物理数学)をまとめたものです。 細かい数学的な議論は全くできない筆者が必要なものだけピックアップします。面倒なものは書きません。

  • 自己紹介

    筆者の恥さらしともいえるべき,自己紹介を連載企画と題して2021.4.1~4.5まで投稿したものをマガジン化しました。非公開にする前に確認したいという「もの好き」な方はご覧ください。

最近の記事

流体力学 翼理論(その3)

 皆様おはこんばんちは。  最近,流体力学を再度学び直してみようと思い,記事にしています。  第58回目は,「翼理論」について紹介したいと思います。今回は,その3として円柱,平板翼等の周りの流れについて取り上げたいと思います。 (1)一様流れの場合  今回は,円柱,平板翼等の周りの流れについて再度触れてから,本格的な議論に移ります。今までの記事で触れてきたことをここで軽くまとめますが,より詳しく知りたい方は,以下の記事を参考にしてください。 さて,円柱と平板翼等の周

    • 高専時代(本科)の成績について

      皆様おはこんばんちは。そして,お疲れ様です。 ここでは,番外編として筆者の恥さらしの場として高専時代の成績を公開していきたいと思います。 (1)高専って何だっけ?  多くの方々は,「高専」ときいてすぐにどういう学校か分かりますか?  もし,その場でこの質問に即答できる人が身近にいたとしたら,その人はきっと「高専出身」だと筆者は思います。細かい説明が聞きたい人は,近くの高専に資料請求するか,文部科学省の各種資料を拝見すれば済むので,軽く紹介を下記に箇条書きで示します。

      • 流体力学 翼理論(その2)

         皆様おはこんばんちは。  最近,流体力学を再度学び直してみようと思い,記事にしています。  第57回目は,「翼理論」について紹介したいと思います。今回は,その2として抗力係数,揚力係数と迎え角の関係およびマグナス効果について取り上げたいと思います。 (1)抗力係数,揚力係数と迎え角の関係  さて,前回(その1)では,翼断面(他の断面に共通で使える断面)に働く力を紹介しました。そこで,登場した揚力と抗力を求めるには,揚力係数と抗力係数が必要になります。これらの係数は,

        • プロフィール紹介

           皆様お疲れ様です。  noteをはじめて4年目に突入した筆者ですが,「自己紹介」や「流体力学(本当は機械工学全般を扱う予定)」を投稿しています。  しかし,プロフィールは最初に始めたとき以来,更新していなったので,このエイプリルフールの日に「ウソをつかない」プロフィールを改めて更新します。  そして,2024年4月から某国立工業高等専門学校の「職員」となりました。具体的には,「人に機械工学に関わることを教える」ことが仕事になりました。  当初,このnoteをはじめたと

        流体力学 翼理論(その3)

        マガジン

        • 番外編
          15本
        • 流体力学
          56本
        • 補足編
          5本
        • 自己紹介
          6本

        記事

          本日3/31をもって,2社目の雇用契約が終了します。 3年間務めた企業でした。 ここでの経験を今後にも生かせる環境で3社目に挑みます。 詳細は,後日投稿する予定です。

          本日3/31をもって,2社目の雇用契約が終了します。 3年間務めた企業でした。 ここでの経験を今後にも生かせる環境で3社目に挑みます。 詳細は,後日投稿する予定です。

          流体力学 翼理論

           最近,流体力学を再度学び直してみようと思い,記事にしています。  第56回目は,「翼理論」について紹介したいと思います。今回は,主に翼断面(他の断面に共通で使える断面)に加わる力について取り上げます。 (1)物体に働く力  さて,今回は翼断面(他の断面に共通で使える断面)に働く力を紹介します。条件は,2次元の物体が流速Uで流れている流体中に置かれているとき,もしくは,物体が静止流体中を流速Uで動いているときを想定します。図1に物体に作用する力,抗力,揚力の概念図を示します

          流体力学 縮流係数

           皆様おはこんばんちは。  最近,流体力学を再度学び直してみようと思い,記事にしています。  第55回目は,「翼理論」をについて紹介したいと思っていましたが,普段使用している教科書を見返したとき,筆者が興味深いと思った内容に触れるため,「縮流係数」に変更します。  今回は,以前に投稿した「シュワルツ・クリストッフェルの定理」と「シュワルツ・クリストッフェルの定理(その2)」,「シュワルツ・クリストッフェルの定理(その3)」を使った内容となりますので,気になる方は以前の投

          流体力学 シュワルツ・クリストッフェルの定理(その3)

           皆様おはこんばんちは。  最近,流体力学を再度学び直してみようと思い,記事にしています。  第54回目は,「シュワルツ・クリストッフェルの定理(その3)」をについて紹介したいと思います。前回,投稿した「シュワルツ・クリストッフェルの定理」と「シュワルツ・クリストッフェルの定理(その2)」の続きとなりますので,気になる方は以前の投稿記事もご確認ください。 (1)問題1  さて,今回はシュバルツ・クリストッフェルの定理(以下,SCの変換式)を使った問題を見てみましょう。で

          流体力学 シュワルツ・クリストッフェルの定理(その3)

          補足編 対数関数の微分

           皆様おはこんばんちは。  最近,流体力学を再度学び直してみようと思い,記事にしています。  今回の補足編は,第54回目の「シュワルツ・クリストッフェルの定理(その3)」で使用する対数関数の微分について取りあげます。記事で使う予定の問題は,最後に取り上げます。この問題は,筆者にとって苦い思い出のある問題です。最後に「おまけ」として紹介します。 (1)指数・対数関数の極限公式 さて今回は,対数関数の微分を取り上げますが,そのための準備として指数・対数関数の極限公式から掘り

          流体力学 シュワルツ・クリストッフェルの定理(その2)

           皆様おはこんばんちは。  最近,流体力学を再度学び直してみようと思い,記事にしています。  第53回目は,「シュワルツ・クリストッフェルの定理(その2)」について紹介したいと思います。前回,投稿した「シュワルツ・クリストッフェルの定理」の続きとなりますので,気になる方は以前の投稿記事もご確認ください。 (1)定理を使うときの注意事項1  さて,前回はシュバルツ・クリストッフェルの定理(以下,SCの変換式)を紹介しました。結論として,何をする定理なのかを振り返ると,

          流体力学 シュワルツ・クリストッフェルの定理(その2)

          流体力学 シュワルツ・クリストッフェルの定理

            皆様おはこんばんちは。  最近,流体力学を再度学び直してみようと思い,記事にしています。  第52回目は,「シュワルツ・クリストッフェルの定理」をについて紹介したいと思います。 (1)シュバルツ・クリストッフェルの定理とは  不特定多数の皆様はいきなり,「シュバルツ・クリストッフェルの定理って何?」となりそうなので,軽く紹介します。  いつものごとく,2人の人物が関わっているからこの定理の名前になっている訳です。  登場人物の暇人1人目は,19世紀にドイツの数

          流体力学 シュワルツ・クリストッフェルの定理

          流体力学 円柱周りの複素ポテンシャル

           皆様おはこんばんちは。  最近,流体力学を再度学び直してみようと思い,記事にしています。  第50回目は,「ジューコフスキー変換・翼(その2)」を投稿しようとしていましたが,思ったより難航したため欠番にします。そこで,第51回目として「円柱周りの複素ポテンシャル」を投稿します。この記事は,等角写像の理論編やコーシー・リーマンの微分方程式を基に進めますので,以前の記事もご覧ください。 (1)円柱周りに何で流れが描けるの? これまでの等角写像やジューコフスキーの変換の記事

          流体力学 円柱周りの複素ポテンシャル

          羽田空港の炎上事故について

           皆さま、おはこんばにちわ。  年末年始の休暇中の筆者です。  新年はじめての投稿です。  今回は出先でネタがないので、タイトルにある通りのことについて、かいてみました。  本記事は、事故の詳細を述べるものではなく、あくまでも筆者が間接的に関わった内容をお話します。 【注意事項】(必ずお読みになり、この記事の主旨を理解しましょう。) ※標記の件は、現在わかっている範囲で既に死傷者が出ている事故です。関係各位の方々のご冥福をお祈りします。 ※センシティブな内容となる

          羽田空港の炎上事故について

          不特定多数の皆様へ 新年明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いします。 「もう2日ですよ」は基本スルーでお願いします。 今年の抱負は、定期的な更新ができるようにしたいですね。 資格試験とバッティングするとなかなか厳しいので、両立を上手くしたいですね。

          不特定多数の皆様へ 新年明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願いします。 「もう2日ですよ」は基本スルーでお願いします。 今年の抱負は、定期的な更新ができるようにしたいですね。 資格試験とバッティングするとなかなか厳しいので、両立を上手くしたいですね。

          2級機械設計技術者の講評について

          皆様おはこんばんちは。  今年の2級機械設計技術者に合格できた筆者です。今回はやっと年末年始に入れたので、試験の講評を軽くしていきたいと思います。普段はPCで記事を書いていますが、今回は端末で書いています。フォーマットがいつもと異なるかもしれませんが、予めご了承下さい。 1.試験の動向について  機械工学専攻にもかかわらず、それを生かした仕事をしていない筆者でございますが、試験を受けるきっかけは、以前の記事で紹介してます。数年前の記事ですが、良かったらご覧ください。

          2級機械設計技術者の講評について

          不特定多数の皆さまお疲れです。 この度、筆者は2級機械設計技術者の試験に合格しました。 正直,不合格だと思っていたので驚きました。汗 今年は,資格試験に2戦2勝です。 試験の講評をしようと思ったのですが,今年中にできるか微妙です…。 2級機械設計技術者の合格証は,来たら載せます。

          不特定多数の皆さまお疲れです。 この度、筆者は2級機械設計技術者の試験に合格しました。 正直,不合格だと思っていたので驚きました。汗 今年は,資格試験に2戦2勝です。 試験の講評をしようと思ったのですが,今年中にできるか微妙です…。 2級機械設計技術者の合格証は,来たら載せます。