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就活に意味はあるのか

基本的に、ちょっと意識高いタイプの人って就活なんてくだらないとか思ってるんですよね。私も半年前まで思ってました。甘かったと反省しております。半年前の自分に教えたあげたいと思いながら、私が就活をしてきた中で感じるメリットを挙げていきます。

1. 自己理解が深まる

日本で教育を受けてきた私にとって、自分がどういう人間なのか、何が好きなのか、どんな人生が理想なのかということに関してしっかりと考える機会がありませんでした。それを、就活を進めていくにあたって、否応なしに考えさせられるのです。というのも、面接を受ける中で、面接官に「なぜ?」を何回も問われ続けるので、自分でもなぜその選択をしたのか、なぜこの企業に魅力を感じるのかということを考えるきっかけになります。それによって、自分の思いを見つめ直し、整理し、言語化するので、自分に対する理解が深まるのです。自己分析が完璧に行えていれば、面接でもロジックの通った回答ができるので、就活では相当無双できるのではないかと思います。

2. 議論の進め方

序盤の選考でよくあるグループディスカッション(GD)は社会人になる前に経験して良かったと強く思います。GDは基本的に、前提共有→現状分析→課題の特定→打ち手の洗い出し→評価と絞り込みという順序で進んでいきます。経験上、特に重要なのが前提の共有で、そこがしっかり固まっていないと、各々の議論が噛み合わなかったり、結論がフワッとしたものになってしまいます。また、打ち手を考えるときにも、MECEに分解できるかどうか、絞り込みの時にはしっかりと妥当なを設けて判断できるか、という点が大切になります。

当初はこのような形式に沿って進める議論に意味を感じていませんでたが、この基本を身に付けることで、効率的なディスカッションができるようになりました。型破りは型を身につけてから、みたいなことですね。正直、何十回かGDの経験を積んだ人からすると、議論の進め方を知らないでアイデアをポンポン出してくるような人とは一緒に議論したくないと思います。それだけの差がこのGDでは発生します。短い時間ではあるものの、選考を通じて何十回も集中した議論をする経験があるのは大きな経験値になりました。

3. 自分の能力を客観視

選考の通過具合や、インターンでのグループワークを通じて自分の実力が相対的にわかります。私を例にすると、6月の段階でインターンが7社程度決まっていたので、自分の総合的な力はそれなりに評価してもらえたのかなと思っていました。一方で、いわゆる就職偏差値最難関の企業のGDでは周りのレベルの高さについていけなかったり、選抜コミュニティでも明らかに優秀な人に出会ったりと、自分の未熟さを認識する場面もありました。インターン本番では、社員さんやメンバーからのフィードバックを受けることで、強みや弱みがより明確になります。自分の場合、思考の速さやロジカルに考える力を評価されたことが多いのですが、これは自分が今まで自覚したことのないものでした。このように、他者との比較、他者からのフィードバックを通じて、自分の実力を知ることができるのは良い経験になっています。

4. 業界理解、ビジネスモデル理解

これは当たり前なので省略します。様々な業界について調べ、説明会を聞き、インターンに参加することで、理解が深まるというだけです。

今日は一旦ここまでにします。今日は面接3つとGD2つが入っている超過密日程だったので疲れました。。。また明日の朝読み返して、追記しようと思います。

追記:若干助詞を修正しました。上記の4つ以外のメリットとしては、新たな友人ができる、対社会人コミュ力が上がる、実務に関する基礎能力が付くぐらいですかね。就活に対してネガティブに取り組みたくないので、これからも良い面に着目してやっていきたいと思います。

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