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2024年下半期のテーマは”家族”かもしれない

そもそも家族ってなんだろう、そんなことをずっと考えていた。

去年いったん表面上の終止符を打ったこのテーマはわたしの奥深くにずっとあった。それをテーマとして扱う勇気はわたしにはなかった。覚悟もなかった。けれど今日の夢をみてああわたしこういう会話や家族を求めていたんだな、と気がついてしまった。



自分の娘を愛していない親なんていない

そう言ってわたしの顔をなでた父親の夢をみた。朝目覚めるとわたしは泣いていた。泣いていた理由は自分でもよくわからなかった。でもそれは不安とか悲しみとか絶望ではなく、安心したような涙、そんな気がした。

わたしの顔を撫でた後、父親はどこかに行ってしまった。そこには母親もいて、わたしたちふたりの横で彼女は寝ていた。けれど父親がどこかへ行ってしっまった後、母親が起きてきて、わたしのもとへとやってきた。彼女が何かをわたしに言ったのだけれど、起きた今はなんとわたしに言ったのか覚えていない。その後彼女は父親のもとへ向かった。父親と母親が話している様子をわたしはその部屋から寝っ転がりながら見ていた。ふたりの話している内容はわからないのだけれど、楽しそうに穏やかに話している様子がわかった。そのふたりの様子をみてひどく安心したことだけを覚えている。



そんな夢をわたしの人生でみることになるとは思ってもみなかった。
”本当のわたしたち家族”はきっともう顔を合わせることはない。そもそもわたしは父親のことを家族だとも思っていない。便宜上、父親だと言っている、そういう感覚。正確には思いたくなかった、という表現かもしれない。わたしと父親は血”は”つながっている。

血のつながりってなんだろうとも思う。

血がつながっていれば家族なんだろうか。



未完了のテーマとしてわたしの中にあった”家族”。これを扱っていく覚悟ができたのかもしれない。そして図らずともみた夢の今日というタイミングに何か意味があるような気もしている。今日は日本におけるゲシュタルト療法第一人者の百武さんのワークショップだ。

ゲシュタルト療法は、精神分析医フレデリック・パールズ(通称フリッツ・パールズ)と、妻でゲシュタルト心理学者のローラ・パールズ、編集者のポール・グッドマンらによって1950年代に創られた心理療法です。
実存主義哲学や現象学の人間観に基づいた、「気づきの体験」を通して自己成長を目指すアプローチです。

ゲシュタルトネットワークジャパン公式サイト「ゲシュタルト療法とは?」より


2024年上半期はわたし”個人”がありのままであることに焦点をあててきた。もうすぐ上半期がおわり、下半期がはじまる。

2024年下半期のテーマは”家族”かもしれない。


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