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【吉良式 右脳力向上法❶】1+1=2?

どうもどうも、吉良です。

そろそろお正月気分がなくなった頃と存じます。
そこで早速ですが、みなさんに問題です。

「1+1=」は?

答えは「2」ですよね。
それでは、もう1問、考えてみてください。

「I live in TOKYO.(私は東京に住んでいます。)」の
英文を過去形にしてください。

答えは「I lived in TOKYO.」です。
住むの現在形である「live」を過去形の「lived」に変更する問題でした。

いかがでしたか。
これが解けた方は少なくとも中学校までの勉強を身につけた方だと言えます。しかし、上記で答えとしていたのは「偏差値教育的(左脳的)」な答えです。

もし、上記の問いに対して異なる解答を出した方がいれば、右脳的な発想力を持った方と言うことができますが、きっとほとんどいなかったと思います。

1問目の他の答えとしては、「1+1=」を線と見立てて「田」、「1+1」を線に見立てて「王」などもあります。これらをなぞなぞとして出題された経験がある方もいるかもしれませんね。

2問目の他の答えとしては、読売ジャイアンツ終身名誉監督、長嶋茂雄氏の答え、「I live in EDO.」が有名です。「live」を過去形にしたのではなく、「東京(TOKYO)」を一昔前の名称「江戸」にしたのです。まさに過去形です。これは1万人に1人も思いつかないおもしろい解答だと、まさに長嶋茂雄氏はアイデアに溢れた右脳型の天才だと驚愕しました。

このユニークな答えを思いついたり、これは間違いだ!と思わずにおもしろい答えだ!と感じられる人は右脳力(発想力&創造力)が高く、アイデアや企画を生み出しやすい脳と言えます。

確かに「1+1=2」が偏差値教育的(左脳的)には正しい答えです。
しかし、これだけが正しい答えで良いのでしょうか。

例えば、あなたと僕が一緒に仕事をしたとします。あなたと僕なので「1+1」ですが、その成果は必ずしも「2」になるでしょうか?以前のnoteにも書いた憧れの人、村上龍氏や岡康道氏との仕事が他の人との仕事と同じ「1+1=2」なんて事はあり得ません。

僕はいつも「1+1=100」や「1+1=1000」、「1+1=∞」の成果を目指していきたいと考えてコミュニケーションスキルを磨いています。だからこそ「1+1=∞」こそが正解だと確信しています。

以前、電通雑誌局時代に外資系ファッションブランドの担当者から「日本のファッション企業は売り上げが上がると、どんどん人を増やしていくけれど、うちはずっとこの人数なんです」と言われたことを思い出します。

日本の企業は全員の能力を平等に、フラットに見て、1+1は2なのだから売り上げを増やすためには人を増やす必要があると、ただ人数を増やしていくことが成長であると考えてしまう傾向にあります。

それに対して、その外資系ファッションブランド会社は1年という年月の中での個人の成長を織り込んで見ています。つまり、1+1を2以上にすることができると考えれば、人を物理的に増やすのではなく、各個人の能力を増やすことで、同じ人数でも大きな成果を生み出すことができるはずです。まさに「1+1=∞」です。

みなさんは「1+1=2」でしかないと、考えつつも、優れたアイデアをたくさん出せるようになりたい!柔軟な考えを持ちたい!発想力を向上させたい!リスク管理能力がほしい!とは思っていませんか?

そのためには、「1+1=2」だけだと思わない偏差値教育を超越した「右脳力(創造力&発想力)」を鍛えていく必要があります。
しかし、どうすれば良いのかわからない!という方も多いのではないでしょうか。そこで、今回から5回にわたって「吉良式右脳力向上法」をお伝えしていこうと思います。

次回は、右脳力(発想力&創造力)向上につながる「質問」についてお話ししていく予定です。お楽しみに!


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