#12 Mornington Peninsula Brewery メルボルン南部 | モーニングトン半島
メルボルンへ旅行にやってきて、モーニングトンペニンシュラ温泉を目指す人は少なくないでしょう。
メルボルン市内から南へ伸びるモーニングトン半島。
噂のヴィクトリア州唯一の天然温泉は、この半島の先端に位置します。
モーニングトンペニンシュラ温泉を目指して、2時間ほど南に車を走らせれば、目的地に到着してしまいますが、
モーニングトン半島をドライブする間に、とびきり美味しい地元シーフードやロングビーチでの遊泳や日光浴、ローカルワイナリーやブリュワリー廻りなどなど、いくつもの楽しいスポットが点在します。
その中で、旅行者の間で人気な目的地の一つとなっているのが、ここMornington Peninsula Brewery。
アメリカ、ドイツ、イギリスなど世界各国のスタイルのビールを、良質なオーストラリア産の原料を使って醸造し、ハイレベルなビールを提供しています。
店内には、ワイン樽で作られたテーブルに、いつでも楽しめるビアガーデンと広々とリラックスできるオープンスペース。
毎週日曜日は、ライブミュージックを楽しむことができ、観光客や地元客も混ざって大勢の人たちで賑わっています。
また、特筆すべきは窯焼きピザ。
ピザ生地は、なんとビールを使用して作られているって言うんですから。
ステンレス窯で調理されるアレンジピザは、結局どんなビールにも合ってしまうんです。
クラフトビールをじっくり楽しみたい人のために、テイスティングノートも用意されています。
気の合う友人やカップル同士で、お互いのビールをテイスティングしては、「俺は一番ホッピーなやつが好きだ」「あまり苦すぎるのは嫌いだ」など、好き勝手に盛り上ることができます。
そうしているうちに、僕は醸造長に案内されて、店の裏側へ。
大きな設備で醸造を行う傍ら、ブリューパブの隣では、200kgのチェリーがJack Daniel に浸かっていました。
これから仕込む新たなプロジェクトビール。
これが飲めなかったことだけ悔む。
“Be true to the beer & those who drink it.”
~ ビール、そして、それを飲む人々に”本物”の味を ~
( Khristian / ヘッドブリューワー )
〈専攻〉
犯罪学
〈趣味〉
ガーデニング(ホップ、チリ、チェリー)
〈好きなビール〉
サワー、ランビック、バレルエイジ
〈一言〉
2種類のチェリーを200kg、Jack Danielに漬け込んだ。これを使ってビールを作るんだ。楽しそうだろ?
(American Style Pale Ale 4.7% )
〈ルックス〉
透き通ったゴールデンイエロー
〈アロマ〉
シトラス、パッションフルーツ
〈テイスト〉
キリッとドライな口当たり 程よい苦味とホップアロマ
〈フィーリング〉
新鮮なオーストラリア産ホップ、モルトを使用したオージーアメリカンペールですね。オーストラリアでペールエールが最も飲まれるワケです。
(Common Folk Brown 7.0 % )
〈ルックス〉
赤黒い、良い泡立ち
〈アロマ〉
バニラ、レーズン、コーヒー、焙煎
〈テイスト〉
ドライでクリーミーだが、甘さはほとんどなく飲みやすい
〈フィーリング〉
近所のロースターから仕入れた豆を用いて、コールドプレスされたコーヒーをたっぷり使用したブラウンエール。バニラレーズンで甘くない!?
info
1300 L 醸造設備 + 缶商品用の更に大きな醸造所
72 Watt Rd, Mornington VIC 3931 オーストラリア
+61 3 5976 3663
月/火 休み 水 15 - 21 木/金 15 - 23 土 12 - late 日 12-19
History
もともとゴルフボール製造所だった工場を買い取り、2010年よりビールを作り始める。2014年から、更に大きな設備を導入し、当時クラフトビール界では二社目の独自カニングラインを設置。それから、名前が世の中に知られビール醸造修行に来る人も少なくない。
Area Information
ペニンシュラ半島は、ぶどうの生産が有名であるので、やはりワイナリーも多い。また、ヴィクトリア州唯一の温泉、モーニングトンペニンシュラ温泉が半島の先端にあり、多くの観光客が温泉とワインやビールを楽しむ旅行をしている。温泉とここのブリュワリーパブの間には、Red Hill Breweryもあり、旅の目的地として加える人も少なくない。
Beers
POT 285ml 5.5 - 6 AU$
SCHOONER 425ml 7.5 - 8AU$
PINT 570ml 9.5 - 10 AU$
Tasting Paddle 4種 16 AU$
タップ数 レギュラー4 + スペシャリティ3
1.PALE ALE - 4.7 % アメリカンスタイルのペールエール
2.LAGER - 4.7 % ドイツスタイルのラガー
3.BROWN ALE - 5.0% イギリススタイルのブラウンエール
4.I.P.A - 6.2 % アメリカンスタイルの強烈ホップIPA
5.JUNGLE FUNK - 6.4 % ドライで柑橘系のインディアンセゾン
6.HOP CULTURE - 4.9 % アメリカンスタイルのセッションIPA
7.COMMONFOLK BROWN - 7.0% 近所のコーヒー屋Commonfolkとのコラボ
( 2018年 5月 )
Foods
ローカルワイン glass 8 AU$ 〜
サイダー 6AU$ 〜
釜焼きピザ 16 - 18 AU$
その他
ボトル販売
缶販売
Tシャツ
キャップ
毎週日曜ライブ
テイスティング
醸造見学
ビアガーデン
ACCESS
メルボルン市内から車で1時間
ここには二つの醸造所があるけど、醸造長が楽しそうにいろいろ見せてくれたのは、ブリューパブの小さい醸造所だった。Jack Danielに浸かった200kgのチェリーも、どうやって手に入れて、どんなインスピレーション受けてレシピ作って、、、今だったらもっとたくさん聞きたいことあるのにな 23
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