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私のバイリンガル(結果的にトリリンガル)育児あれこれ:小学生中学年の頃(その10)漢字検定

私の子供達は補習校に通っていたので、補習校を通して漢字検定を受験することが出来ました。(補習校での通常授業の後、教室に居残る形で漢字検定を受験、結果は補習校を通じて後程知らせてもらえました。)

なので、娘は小1の頃から毎年一年に一回は漢字検定を受けていました。結局小6位までは続けていたかな?毎回合格出来ていました。(それ以降は公文教材の方が完全に上のレベルになっちゃったのと中2で日本語検定1級(N1)を受験(ー>ほぼ満点で一発合格)したので、それで終わりになりました。日本に里帰りする時に一応「漢字検定用問題集」を1冊購入し、暇な時、検定試験2週間前は必死でやらせていました。

ま、普段から、読めないからと言って教科書の横に読みがなを付けたり読めない&書けない漢字をそのまま放置したりしなかったので、娘は学年に合った漢字をきちんと習得出来ていた、と思います。小5位で子供の勉強を見ないで宿題とかさせっぱなし、というご家庭もあると思いますが、やはり最後の詰めまできちんと私が確認したかったので、私は小学校の間は全ての勉強も宿題も本人が終えた後も確認をし、間違っている所はその都度指摘し、その場で直してきました。気の遠くなる地味な作業ですが、今から考えるとやはりあれがあったから、あの積み重ねがあったから漢字をモノに出来た、と思います。

漢字の読み書きは出来るけど、鉛筆でささっと漢字をテスト用紙に書くことが難しい息子は小3位で漢字検定に不合格し、受験を嫌がる様になりました。私自身も息子の漢字を書くスピードの遅さを良く知っていたので、きっと受験しても時間が足りなくて不合格なんだな、と思ったのと、他の方法で息子に漢字を学ばせた方がいいと判断したので、息子に関しては小3か小4で漢字検定の受験をやめました。やっぱり子供には向き不向き、適性などがあるので、その辺りの見極めが大事だと思っています。

周りの他の児童との比較ではなく。自分の子供の事だけを集中して見つめ、レベルを上げてもついて来れた娘にはどんどん教え、息子には違う方法で勉強を進めていける様に試行錯誤しながら進んでいた、という感じです。

教えても教えてもすぐに忘れるのが漢字。

私は教育関係のパートも10年近くやっていて、お悩み相談の上位に「どうしたら漢字を覚えられますか?」というのが出てくるのですが、やはり「使わないと忘れる」んだと思います。子供が「必要ない」と思うから「使わない」。そして「忘れる」。なので、日頃の生活の中でも漢字を使う毎日、漢字が必要な毎日を演出するのも大事だろうな、と私は考えています。

例えば子供へのテキストは必ず日本語で、そして習った漢字も入れる、とか。机の上の子供へのメッセージもいつも漢字を使い、読みがなは絶対に付けない、とか。手紙もカードも同じ様にし、また日本語で手紙もカードも頻繁に書かせ、実家の両親に送ったり、とか。考えたら日常に組み込ませる工夫はいっぱい転がってますね。

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