日本のロックバンドが好きな大学院生

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恋愛の話と自分語り

「自信は貰わないと持てない」 敬愛しているバンドのボーカルが言っていた。 本当にそうだと思う。 恋愛において、本当に私は自信がない 焦ってしまったり、何もできなかったり、もう遅かったり、友達に取られたり、自暴自棄になったり、傷つけられたり、傷つけてしまったり。 ダメな部分をひっこめようとすると、違う部分がはみ出してしまう。 合わせて取り繕うことに、すぐに疲れてしまう。 来たことがある道なのに、何度も迷ってしまう。 大好きな物を自ら壊してしまう映像が流れる。 探

    • どうしても「死にたい」なら死んでも良いと思う。でも、もっとほどほどに生きてもきっと大丈夫だよ

      死ぬのは簡単 思春期のころ、生と死についてよく考えた。  そうやねん、厨二病に罹患してたんだ。みんなもそうだよね?一回通るよね?えっそう言ってほしい不安なってきた。  死ぬのって案外簡単だよな。と  ご飯を食べなければ死ぬし、息をしなければ死ぬし、ベランダから飛び降りれば死ぬし、道路に飛び出せば死ぬし、なんならバナナの皮で滑って転んで頭の打ちどころが悪ければ死ぬ。魔界村でももうちょい死ににくいわ。  生きてることの方が貴重で奇妙で奇跡だと思う。  一生懸命生きてい

      • 「ボーカロイド」と聞くと、無性に恥ずかしくなる

        「ボーカロイド」ーーーヤマハが開発した合成音声技術、およびその応用製品の総称。初音ミクに代表される、あれだ。  今をときめく米津玄師も、昔はハチという名義でボーカロイド曲を投稿していた、という話は有名であろう。 マトリョシカ / ハチ  「ハチの頃から好きやったし」というマウント、とりがち。  私が現在のように邦楽のロックバンドを頻繁に聞くようになったのは大学に入ってからだ。中学生から高校生の間はそりゃあもう真っ黒に塗りつぶされたようなニコ厨(ニコニコ動画中毒者)であ

        • ライブハウスで会おうぜ、ハンブレッダーズ

          「え?これボーカル?寝不足なん?大丈夫?」  クリープハイプのときもそうだが、どうやら私は否定から入るきらいがあるらしい。一番嫌われるやつやそれ。「いや、」から始まるディスコミュニケーション。やめような。  いや、何回見てもロックバンドのビジュアルではないだろ。「いもい」って言葉が最も当てはまる。ギターの服洗濯で縮んだんか?ベースの顔はかっこいいが、陽キャグループにはなぜか居ないだろう雰囲気を纏っている。ドラムは髭を剃れ。 以前友人にこう言われた。 「ハンブレッダーズ

        恋愛の話と自分語り

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          クリープハイプは、私の世界観を反転させた

          「なんやこれ、声きっしょいな、、、」  今では最も心酔するロックバンドのひとつである、クリープハイプを初めてイヤホンから聴いたときの感想は、そんな侮蔑的なものだった。  癖に癖を重ねたようなギターとドラム、見た目のインパクトが強いベース、どこからそんな声でてんねんと思わず呟いてしまうほどの高音のボーカル。決してとっつきやすいバンドではない。  2017年春、石川県で行われたミリオンロックフェスで、ファンである姉に連れられ初めてライブを見た。しかしその頃映画主題歌としてヒッ

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          高校を中退した話

             私は高校を卒業していない。  いじめにあったからとか、進学以外の目標があったからとか、といったそういう誰からも共感や理解を得られるような、深みのある理由などではない。  高校3年生の夏休み、受験勉強に明け暮れていた私は、お盆を過ぎた頃に突然自室から外に出られなくなった。二学期が始まり、登校しなければならなくなっても、体が拒否するのだ。両親に自室から引き摺り出され、その時に初めて父親と取っ組み合いの喧嘩をした。  その時の自分の詳しい気持ちはよく覚えていないが、ど

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          フラッシュバック

          恥と後悔の多い人生を送ってきた。  幼稚園の頃。埼玉県春日部市に住むとある架空の幼稚園児が主人公のギャグアニメに影響され、尻丸出しのおしりぶりぶりを幼稚園の先生に見せつけたことがある。以降4、5年ほど家庭内でそのアニメは視聴禁止となった。  小学校中学年の頃。お昼休みの後の掃除の時間、校舎裏の駐車場を掃除をしていた。なにがどうなってそうなったかは忘れたが、短パンを履いていた自分は極限まで裾をまくり上げ、ハイテンションで「ハイレグゥ〜〜!!!!!!」と叫んでいた。短パンの裾

          フラッシュバック