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【「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本】武田 友紀

この本は「ストレス社会でラクに生きていくための考え方」が著者の実体験をもとに書かれています。

ちなみに僕は「うつ病」になって会社を退職しました。

今になっては「この本にもっと早く出会ってたらなー」と思ってます。


■こんな人におすすめ


  • 自分よりも他人を優先してしまう

  • 人間関係に疲れている

  • ストレスがたまりやすい

  • 今の仕事でいいのかわからない

■グッときたポイント4選


  • 相手の感情の原因は自分じゃない

  • 「断る=嫌われる」ではない!

  • 幸せに働くための条件

  • すべての人に好かれるとか無理ゲー

1.相手の感情の原因は自分じゃない


繊細さんは「表情」や「声色」から、相手の感情を読み取るのが得意といわれてます。

そして、その感情の原因は自分だと思ってしまうのも繊細さんの特徴。

僕も人と関わるとき、かなり敏感な方でした。

友達が連絡つかないと「自分なんかしたかな?」と思ったり。

親身になって話しを聞いてくれる友達には、「なんでこんなに聞いてくれるんだろう?実はめんどくい奴と思われてるんじゃないか?」と思ったり…

物事を深く考えすぎる傾向が強いようです。

しかし、その原因が必ずしも自分とは限らないことが多いですからね。

この事実に「気づく」だけでかなり気持ちがラクになりますよ。

2.「断る=嫌われる」ではない!


ちゃんと断れてますか?

僕は昔から断るのが苦手でしたねー。

というか、今でも苦手ですw

  • 頼ってくれてるんだから、どうにかしてあげたい…

  • せっかくご飯に誘ってくれたんだから、断るのも申し訳ない気がする…

いま思えば「自分軸」ではなく「他人軸」で考えてました。

本書にはこう書かれています。

お互いに「できない」と言えるようになる効果は、過度な気遣いが減るといった「ラク」にとどまりません。困ったら頼める、できないときはできないと言えるのは、つまり相手を信じて本音を言えるということ。強い信頼関係につながるのです。

つまり「自分の本音を伝えないのは、相手を信頼していない」と、言い換えることもできるわけです。

3.幸せに働くための条件


あなたは今の仕事が自分にピッタリだと思いますか?

これは永遠のテーマだと思います。

実際に働いてみないとわからないことも多いです。

本書にも書かれていますが「あなたにピッタリの仕事はこれ!」という答えは残念ながらありません。

こればかりは人によって得意、不得意があるので断言できないですよね…

でも、この本には幸せに働くためのヒントが書かれていて、とても参考になったので紹介します。

やりたいことはなんだろう?(想い)得意なことはなんだろう?(強味)どんな人たちと、どんなふうに働きたい?(環境)

いまの会社はどうですか?

やりたいこと、得意なこと、職場の人間関係は理想でしょうか?

4.すべての人に好かれるとか無理ゲー


僕の友人に、思ったことをズバズバと言う友人がいます。

もちろん相手の人格を否定するようなことや、理由も無く自分を押し通すのはよくないです。

その友人は同級生や、職場の人と口論になることも多く、離れていく人も大勢いました。

でも、本人はケロっとしてるんですよねw

なんなら「嫌いな奴と縁を切れて良かった」ぐらいに思ってそうな感じw

そして、注意深く観察していると「価値観が合う人」が集まってきてるのも事実です。

これは少し極端な例かもしれませんが、すべての人に好かれるとか無理ゲーというマインドは持っておいた方が良さそうです。

■まとめ


【「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本】のまとめになります。

  • 相手の感情の原因は自分とは限らない

  • 「断る=嫌われる」ではない!

  • やりたいこと、得意なこと、どんな人と働きたいか見つめなおす

  • 自分を出すほど価値観の合う人が集まってくる

HSPじゃない人にも読んで欲しい1冊になってます。

ホントうつ病になる前にこの本に出会いたかったですー。

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