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「やりたいことがわからない」から脱け出すには?(1)

こんにちは、片づけ習慣化コーチの牛尾恵理です。

あなたは、「やりたいことがわからない」という状態を味わったことはありますか?

高校生の頃、大学生の頃・・・いやまさに今味わっているところ・・・?

「小さい時から〜が好きでたまらない、この道一筋!」な方は別として、おそらくほとんどの人が、一度は味わったことがある状態なのではないかと思います。

その時、そんな状態から、どうやって抜け出すことができたのでしょうか?

もし今、次なる「やりたいことがわからない」状態なら、その時のことを思い出すと脱出するヒントになるかもしれません。


私も、この人生の中で大きく2回、「やりたいことがわからない」状態を味わいましたが、どちらも、その状態から抜け出すことができました。

それは、「生き方」の片づけ

モノの片づけは、結局この「生き方」の片づけにつながるものなので、私のコーチングではこういうのもよく扱います。

今日は私自身のエピソードから、ちょっと振り返って分析してみたいと思います。


「やりたいことがわからない」からの脱出1

1度目は、高校2〜3年生の頃。

成績でも、部活動でも今一つパッとせず、大学に行って「何を」したいのかも全くイメージがわかない状態でした。

友人関係は楽しかったものの、頭の中はコレという何かに集中できず、ずっともやもや・・・どうにもならないフラストレーションや不完全燃焼感が続いていたんです(まあ、思春期あるあるですけど)。


そんな時に、文化祭の軽音楽部のステージで、同級生の女の子が歌っている姿を見て、何かものすごい衝撃を受けました。

「バンドか・・・!!」


それは降って沸いたアイデアというよりも、それまで自分がやってきたことのいくつかが「つながる」ような感覚。

別に大したことではなくて、

・9年間ピアノを習っていた、とか
・バレーボールやソフトボールなどのチームプレーが好きだった、とか
・小学生の時からチェッカーズが好きだった、とか
・高校時代は演劇部でステージで声を出すことは毎日やっていた、とか。

そういう点が、頭の中で星座のようにビャッと繋がった、という感じです。

もちろん「アッ」という直感が先で、つながっている要素は「そういえば・・・」のような後付けですが。


その感覚をもったまま大学に入ってみたら、初めて参加した「お花見コンパ」でたまたま一緒だった同級生に軽音楽部に誘われ、その時のメンバーとバンドを組むことに。

そしてそのまま足掛け14年もバンドをすることになったんです(パートはドラムしか余ってないと言われて、それまで触ったこともないドラムをすることになりましたが)。

なので、20代は、ほぼバンド一色。

ツアーであちこち回って年間100本ほどライブをしまくっていたくらいなので、その間「やりたいこと」には事欠きませんでした。でも・・・(その2に続く)


■片づくマインド・名言シェア214

自分しか出せないんです。
僕を出すっていうことがヒット曲を作るっていうこと。


中村正人(ミュージシャン)
1958年10月1日生

(↑文化祭で同級生の女の子が歌っていたのがドリカムだったので)

どんなに少ないリソースでも、それらをつなぎ合わせることで「自分ぽい」感じになります。

まがりなりにも、「好き」だったこと、選んだこと、ある程度の期間続けられていたことなどは、まだ見ぬ次の「やりたいこと」につながる「素材」になる可能性は大です。


あなたが小さい頃、好きだったこと、夢中になっていたこと、続けられていたことは何ですか?

質の高い古い記憶を辿って思い出しておくと、何かのきっかけで、新しいヒラメキが起きやすくなると思います。

やりたいこと=自分を出すこと。

ある程度の分別があるなら、別に自分を出しても捕まりませんから、大丈夫です。


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余談

明日は子供たちの運動会。なんとBUMP OF CHICKENの曲で踊るんだとか。楽しみ〜♪



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