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カッコイイほとけ/早川いくを、寺西晃(絵)






読書好きが集まるオプチャの1月の課題本、早川いくをさんの著書「カッコイイほとけ」を図書館で借りて拝読📖しました。
(2022,1,13 読了)






多種多様な仏たちをユーモアを交えつつ紹介されている本です。
本書のプロローグを読んで、エンタメ要素の強い軽いものかと思いましたし、面白おかしい文章で描かれていますが、仏教神話をもとにそれぞれの仏さまがどのように誕生し、どのような役割を持っているのかがしっかりと書かれいます。
知らなかった仏さまや、仏教神話を知ったことで仏教への興味が更に湧いてきました。



事物は時々刻々と移り変わっている。
今ここにいる自分も、次の瞬間にはもう何かが変わっている。
確かなものは何ひとつない。
そこを理解すれば、現実をありのままに受け入れられる。
不幸に嘆くこともない。苦しみに悲しみに、押しつぶされることもない。
 お釈迦さまの教えは、信仰というより、苦しみを滅し人生を力強く生きるためのテキスト、強固な論理に裏付けされた、きわめて知的な実践法であった。
(エピローグより)




仏教の教えをきちんと熟知した方だからこそ、砕けた文章で面白おかしく書けるのだろうし、読者へ分かりやすく伝えれている著者こそカッコイイ!と私は思います🤗








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