♂♀ 《読書備忘録》
花村萬月の著書を拝読するのは、これが初。
記憶が間違えでなかったら…
関東に住んでいた時の行きつけのお店で、とても仲良くしていた小学校の先生に花村萬月という作家をオススメされたのが、著者を知るきっかけだったと思う。
花村萬月の著書をどれにしようか選ぶ時、何故この♂♀を選んだのかは記憶にない。
タイトルに惹かれて買ったのだろう。
読んでびっくり。
官能小説のようだった。
調べてみたところ、花村萬月の著書は、性と暴力が描かれていることが多いそうで。
正にこの♂♀もそんな感じ。
途中、あまりにグロテスクで、読み飛ばした箇所もあるけども。
人間の本質ってこういうものかもと
思えてきたり。
人間の本質って綺麗事ではないもの。
現実は、ドラマや小説よりドロドロしてたり。
そのドロドロした中で学びがあり、成長があり、幸せを知っていく。
最近では、リアリティを描いた番組が大変な問題になっているけど。
結局は、人が造り上げたエンターテインメント。
エンターテインメントを客観的に楽しめていたら、こんな悲しいことにはならなかったのでは
なんて考えたりもする。
他人に囚われず、素直に自分の人生を楽しみたい。
さて、花村萬月…
初作品があまりにも衝撃的やったけど、また別の作品も読んでみたい。
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