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花のうた・ひみつブック・てのひら童話2 空のともだち/おーなり由子




前回山田ズーニーさんの著書を読了して、
{私は今、愛不足になっていて愛をチャージしないといけないときだ。}
と気付かされました。(←直ぐに影響される私)



そこで、積読本📚の中にあったおーなり由子さんの著書を3冊一気に拝読📖しました。
(2022,1,4 読了)



「花のうた」




色んな花のイラストと言葉が綴られた詩のような、物語のような、絵本のような1冊。
本書のキーワードは”花のようなグラデーション”。

私の中にもいろいろな気持ちがあって、もとは同じなのだけど、いろんなグラデーションになっています。
切り取るところによって、思いがけないものや、知らない場所もあるのでおもしろいです。 (あとがきより)


形にこだわらなくてもいい。
自由でいいんだということを教えてもらったように感じます。
本書を拝読すると、改めていろんな自分を認めてあげようと思えました。



「ひみつブック」



自分と向き合う時に読みたい大人のための絵本。

だけど
いつか誰かが箱を見つけて「中を見たいな」っていったら
ーーーー全部はダメだけど
少しだけなら
見せてあげてもいいな



誰しも自分の中でひみつにしておきたい自分がいるのではないかと思います。
そんなひみつを共有したいと思える人が現れることは、奇跡のようなものだろうし、とても幸福なことなのでしょう。
そして、そういう人を私は大切にしていきたいものです。



「てのひら童話2 空のともだち」



小さな絵物語集の第2弾で、全26話が収録された1冊。

あたりまえのような一瞬は
永遠にあるみたいな
気がしてたよ (「永遠」より)



あたりまえのように自分が感じれているのは、在ることが自然と感じれるようにしてくれている誰かの気遣いの上で成り立っているのかもしれません。
だからこそ、あたりまえなどと決して傲慢になってはいけないのだと思います。
誰かの気遣いがなくなったら、あたりまえは一瞬のうちにあたりまえのことではなくなるのだから。


コロナ禍というものを経験して、多くの人たちがあたりまえを見直さねばならなくなったのではないでしょうか。
それでもまだあたりまえとどこかでタカをくくっている自分がいることに、少し恥ずかしく感じます。




やっぱり、おーなり由子さんの絵と言葉は愛に溢れている。
お陰様で私もたっぷり愛をチャージできました。
ギスギスしていた心がやっと少しずつ溶けだしてきたので、今度は私から愛を溢れさせれたらいいな〜🤗







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