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憧れのまほうつかい/さくらももこ




積読本の中から、さくらももこさんのエッセイ
「憧れのまほうつかい」を拝読しました📖´-
(2022,4,28 読了)







本書はここでフォローさせていただいている泥棒猫さんに教えていただき購入しました。
さくらももこさんが漫画家になるキッカケとなった絵本作家エロール・ル・カインについての愛が溢れたエッセイです。




エロール・ル・カインという絵本作家のことは、本書で初めて知りましたが、ももこさんが魅了されるのも納得。
本書で紹介されている絵を見ただけで私も魅了され、すぐに絵本を注文してしまいました。



本書を拝読して思ったのは、愛を言葉にして伝えていくことは本当に大切なことだなと。
そして、愛の深さは自分の人生をも大きく動かしてしまいます。
エロール・ル・カインの絵とももこさんが出会っていなかったら、多くの日本人に愛された「ちびまる子ちゃん」は誕生していなかったかもしれません。



本書ではところどころで自然体のももこさんを感じることもでき、そちらもクスッと面白かったです。
睡魔には愛すら勝てないものだなと🤣




そして、エロール・ル・カインに関係する人々に会ってお話を聞くことができたももこさんは、このように語っておられます。

みんな、ル・カインをとても愛していて、きっとル・カインも彼らの中で生きていたことを喜びと感じていただろうし、今も彼らの中で彼は生きている。
 ル・カインのいないイギリスに来て、私はル・カイン会えたような気がしていた。




私は、この言葉をそのままももこさんへお届けしたい。
ももこさんが生んだ「ちびまる子ちゃん」は、日本人なら誰もが知っているようなキャラとなりました。
これからも、ずっと私たちの中で生きていくことと思います。
そして、これもももこさんの言葉をお借りしますが、本書を拝読して確かにももこさんが生きていた息吹を感じることができました。



これからのももこさんが描くものが見れないのは本当に残念ですが、これまでにももこさんが残してくれたものたちから、ももこさんが生きた証を自分の中に刻みみなさんに伝えていけたらと思います。



泥棒猫さん、素敵な本をご紹介していただきありがとうございました😊
この本は大切に手元に残して、また時おり再読します𓂃🌿𓈒𓏸






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