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2024年5月の読書記録📖´-





2ヶ月も遅れて読書記録を書くことがもう当たり前になってきている私です。怠け癖がついてしまいましたね。こりゃいかん。
ひとまず一冊を覗いて感想をアップできたので、読書記録もまとめておきましょう。
まだ感想をアップできていない一冊もここで一緒に記しておくことにします。


読んだ本の数:8冊
読んだページ数:2028ページ
★2024年5月に読んだ本一覧はこちら→



読書会関連
・成瀬は天下を取りにいく/宮島未奈(新潮社)
・成瀬は信じた道をいく/宮島未奈(新潮社)
・D坂の殺人事件/江戸川乱歩(角川文庫)
・10の奇妙な話/ミック・ジャクソン、田内志文(訳)(創元推理文庫)
・失われたものたちの本/ジョン・コナリー、田内志文(訳)(創元推理文庫)



・自分思い上がってました日記/北尾修一(百万年書房)
・リストランテ・パラディーゾ/オノ・ナツメ(Fx COMICS)
・イライラ文学館/頭木弘樹(編)(毎日新聞出版)




小説6冊、エッセイ1冊、漫画1冊、計8冊
積読活40冊

2024年5月に読了した本たち


購入した本たち、
いただいた本たち①
購入した本たち、
いただいた本たち②




5月はLINEオープンチャット読書会すみれ内で私が主催するオンライン読書会「作家(翻訳家)縛り紹介型読書会」で初の試みである翻訳家・田内志文さんの翻訳作品をみなさんと語り合うことができました。

偶然にも翌月に田内志文さんの翻訳作品が2冊発売されたので、この月にやっといて本当に良かった。
みなさんと田内志文さんよ翻訳作品について語り合い、益々田内志文さんの翻訳に魅了されたのでした。



ではここで、まだ感想をアップしていない一冊の感想を漫画なので手短に。

「リストランテ・パラディーゾ/オノ・ナツメ」を拝読しました📖´-
(2024,5,14 読了)




本書が「GENTE〜リストランテの人々〜」の外伝かと思っていたら逆でした。
先に本書が書かれ、外伝の「GENTE〜リストランテの人々〜」がシリーズ化されたそうです。

舞台はイタリア。田舎からローマに出てきたニコレッタは、リストランテ『カゼッタ・デッロルソ』を訪れる。それというのも、幼くして両親が離婚し、母親が再婚するために祖父母に預けられたニコレッタは、自らの再婚のため、成人するまで娘を置き去りにした母を恨み、彼女の再婚相手がオーナーを務めるリストランテにやってきた。娘がいることを知らない母の再婚相手に、すべてを話そうと機会を窺っていた。
Wikipediaより


このあらすじだけ読んだらドロドロの群像劇が始まりそうな雰囲気ですが、始終ほんわかとしたムードの物語です。
ニコレッタの母(オーナーの奥様)は、客観的に見たらネグレクトの母なのだけれど、上辺だけ見てそんな風に判断するのは良くないと感じました。
ニコレッタも母のことを恨んでいるところはあるけれど、その奥深くにこの母娘はしっかり信頼関係ができあがっているようにも見えました。


母だから娘だからとかいうことを越えて1人の人間としての敬意がお互いにあるので、色々苦労はあるだろうけどこういう母娘関係の形も悪くないと思えます。
なにより周りの人たちがニコレッタのことをナチュラルに受け入れるのが心地よく、最もオーナーの受け入れ方には感動してしまいました。



とても癒される作品です。
かといってハッピーエンドでめでたしめでたしという薄っぺらな軽い感じでもなく、大切なこともきちんと書かれている本当に良い作品です。
しっかし、改めて老紳士が働くリストランテえぇなぁ〜。働きたい。いや、通いたい。







読書会すみれ





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