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ミウラさんの友達/益田ミリ





両親がプレゼント🎁してくれた益田ミリさんのコミック
「ミウラさんの友達」を拝読しました📖´-
(2022,8,25 読了)







ひょんなことから5つの言葉しか話せないロボット「トモダチ」とルームシェアすることになったミウラさんの物語。
元々4つの言葉が登録されていて、5つ目の言葉は購入者が登録できるシステム。
なかなか出てこなかった4つめの言葉と、ミウラさんが登録した5つ目の言葉はどちらも温かさを感じるものでジーンとなります。


トモダチ製作者の想い、トモダチ販売者の想い、トモダチ購入者の想いが見えないところで絡み合っていく様子がとても繊細に描かれていて、著者本人は「思ってもなかったなあ〜 ロボットが出てくる漫画を描くなんて」と帯に書いてありましたが、益田ミリさんらしい物語だなと思いました。


人生のある期間一緒にいたっていう真実は、残ると思うんだ。




物語の終わりの頃に出てきたミウラさんの言葉を見て、一旦本を閉じこれまでに自分が関わって来た人たちを回想してみました。
良くも悪くも自分に影響を与えた人たち。
いいことばかりではないけれど、45年間本当に色んなご縁があったなと改めてしみじみ。
今でも続いているご縁もあれば、途切れてしまったご縁もあります。
多かれ少なかれ私の人生において必要だったからこそのご縁。




これまでのご縁を回想してみて改めて、今心を通わせている人たちがいることの有り難さ、想いをきちんと言葉にして伝えることの大切さを実感しました。
益田ミリさんの描く作品は、拝読しながら自分と向き合わせてくれます。
そして、本書には描かれていない未来を想像して幸せな気持ちになれる読了感。
やっぱり益田ミリさんの作品は大好きだぁ〜🫶







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