マイガーデナー/紡木たく
図書館でたまたま見付けて借りてきた、紡木たくさんのコミック
「マイガーデナー」を拝読📖しました。
(2022,3,7 読了)
10代後半の頃紡木たくさんの作品にどハマりしていて、全部制覇していると思っていたのにこの作品は知りませんでした。
調べてみたところ、12年間の休筆期間を経て本書が執筆されたそう。
本書が発刊された2007年を振り返ると、私は30歳。
もがき苦しんでいた頃で、本離れしていた時だから本書にも気付けなかったんでしょうね。。。
さて、20年以上振りの紡木たく作品です。
紡木たくさんの柔らかいイラストは健在。
思春期の心の葛藤を描いた物語です。
思春期をだいぶ前に通り過ぎた私ですが、自分が苦しんでいたときの感情と重なり、切なくて温かくて所々で涙してしまいました。
「いなくてもいー人なんて神さまにはひとりもいないんだよ」
孤独は自分が創り上げているだけで、ただの幻想。
そこに気付けたらもっと心軽やかに生きれるのかもしれません。
色々調べているうちに分かったのですが、紡木たくさんは現在ご結婚されて牧師さんになられている様です。
現在を描いた紡木たく作品も拝読したいと思うのだけれど、それは叶わぬ夢なのかなぁ。
ともあれ、私の青春時代に多くの感動を与えて下さった紡木たくさんが幸せに過ごされていることを願いつつஐ☘︎︎
本書は、再読するために手元に置いておきたいので改めて購入します。
と言うてるそばから、メルカリで紡木たく文庫版セットを見付けてポチッとしてしまいました🤣
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