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ナミヤ雑貨店の奇蹟/東野圭吾





お友達が送ってくれた東野圭吾さんの著書、
「ナミヤ雑貨店の奇蹟」を拝読📖しました。
(2022,2,2 読了)







全ての物語が時空を越えて繋がっていくファンタジー作品。
全体のキーワードは、「ナミヤ雑貨店」と「児童養護施設・丸光園」。



何年か前に映画化されたものを先に視聴していて、とても良い作品だったので原作も不安なく読むことができました。


悩みを相談する人、相談される人、それぞれの背景があり、お互いに相談を通して気付きを得ていきます。
そして、そのひとつひとつの背景がどれかひとつでも欠けたら今は存在しなかったでしょう。
ナミヤ雑貨店店主からの最後の返事の言葉が本当に本当に素敵で、読了後には心がポカポカとする素敵な物語です。






現実の世界でも、そんなことはきっとたくさん。
自分には無関係に思えることも、辿れば無関係ではないこともあります。
パッと見で見えていないことに対して気付かないまま人生を歩んでいくのも悪くはないでしょうが、出来れば時折フッと頭の片隅ででも自分の人生の背景にあるものを考えるひとときがあってもいいかなと思います。




東野圭吾さんは、これで2作目。
映画化と本を照らし合わせてみると、多少違う部分もありますがどちらも大変満足のできるものです。
でも、やっぱり私は東野圭吾さんの作品は映像で楽しむ方が好きかもしれません。
そこに深い理由などは特にないのですけれど。
積読本の中に東野圭吾さんの作品はあと3冊くらいあったと思うので、そちらも折を見て拝読するとします。

















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