空のうた/おーなり由子

おーなり由子さんの詩集
「空のうた」を拝読しました📖´-
(2022,6,23 読了)

空にまつわる詩と絵。
おーなり由子さんの言葉と絵はパステルカラーのイメージで相変わらずふんわりで包み込まれる優しさ。
誰もがもっている闇を光で温かく溶かしてくれます。

死にたくなるほど悲しいことも
びっくりするような恐ろしいことも
目をそむけたくなるほど美しいことも
いつかは
曇り空のように
ひたすらうすくのびて
広がって
日常のなかに とけていく

どんなときも空はいつも私たちを見守っていてくれて、時には必要なメッセージを贈ってくれることもあります。
私も空を見るのが好きで、特に気持ちが疲弊している時は、ボーっと空を眺めていることが多い。

そうしていると、なんとなくひとりじゃないという気持ちになれるのです。
自分のことをちゃんと見てくれているものがある。護られているんだなって。



これまでに何冊かおーなり由子さんの著書を拝読していますが、1度拝読したら充分というものはないような気がします。
事ある毎に開きたくなる本ばかり。
おーなり由子さんの言葉と絵はまるで空のよう。

空のうた

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