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コロナとバカ/ビートたけし






ビートたけしさんの著書「コロナとバカ」を拝読📖しました。
(2022,1,26 読了)








「週刊ポスト」の人気連載「ビートたけしの『21世紀毒談』」の中から、特に反響の大きかったエピソードを抜粋し、加筆したものと語り下ろしを加えまとめられた1冊です。
コロナ禍での日本の有様とその渦中に起こった芸能人のスキャンダルについて書かれていました。




私は、芸能人が執筆したものにあまり惹かれることがありません。ごく稀に惹かれることもありますが。
でも、なぜ今回ビートたけしさんの著書を読もうと思ったかというと、大切な人に読んで欲しかったからです。
有名人の語る言葉は、響きやすいような気がしたもので。
ただ、本書は思ったよりコロナ禍の核心を突くようなことは書かれていませんでした。
個人的にはワクチンのこと、PCR検査のこと、コロナ禍の本質をビートたけしさんがどうお考えなのか知りたかったのですが。。。




多少期待はずれではありますが、ビートたけしさんの毒舌だけれど下品さはなく、江戸っ子感満載のリズムのある文章は、とても読みやすかったです。
また、大切なことも多々散りばめられていました。



大事なのは「自分で考えれる頭」を持つことだ。






他にも頭に留めておきたい言葉はたくさんありますが、敢えてこの一文だけを共有します。
この一文が全てを物語るように思うから。



私も含めて、今どれだけ「自分で考えれる頭」を持っている人がいるのでしょうか。
多数の意見は正しいという判断になってることがとても多い。
そして、気付かないうちに正しいと思い込まされていたものも多い。
今回のコロナ禍で、それが露呈されたようにも見受けられます。
本当にそれでいいのか、しっかり自分で本質を見て考えれるようにしたいものです。




本書に書かれていた渡哲也さんのように粋な心意気を持ち、自分の生き方に誇りを持てるような人になりたいと思いました。








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