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子どもの本屋はメリー・メリーゴーランド/増田喜昭





積読本📚から、増田喜昭さんの
「子どもの本屋はメリー・メリーゴーランド」を拝読📖しました。
(2022,2,13 読了)








先日購入したばかりのおはなしのたからばこシリーズの絵本を拝読した後に、どんなシリーズなのかと調べたところ、フェリシモと”子どもの本専門店メリーゴーランド”の店主である増田喜昭さんとの出会いから誕生したということを知りました。





「メリーゴーランド」「増田喜昭」



あれ、このキーワード見覚えあるぞと、慌てて積読本📚を漁ったら増田喜昭さんの著書があったので、繋がった!これは今読むべきものだ!ということで読み始めたのです。



”子どもの本専門店メリーゴーランド”は、今から40年以上前に増田喜昭さんが三重県四日市市でオープンされたお店です。
そして、本書は本屋の日々を綴ったエッセイ。
地域や子供たちとどのように関わってきたか、本屋としての想いが面白おかしく綴られていて、”子どものほん専門店メリーゴーランド”がとても素敵なお店だということが伝わってきます。



ぼく自身、子どもの本屋をはじめる決心をしたのは、一人の親友の突然死からだった。
「いつかやろう」と思っていた「いつか」は動き出さなければこないということを実感したからだ。




ハッとさせられる言葉でした。
時間は有限と分かっていつつも、何事もない毎日の中でつい無限のように錯覚してしまいます。
何かあってからやるべきだったと気付いても時すでに遅し。そうなると後悔しか残りません。
自分の中の「いつかやろう」を見直そうと思いました。
今やれることはやっておかないと。



そして、本屋としたて奮闘する中で増田喜昭さんが気付きとなった言葉は、私にとっても気付きの言葉でした。

「地域に根ざせ」
日高六郎さんの年賀状に書いてあった言葉
「一人のお客さんに心を尽くして喜んでもらえば、必ずその人の後に三十人のお客さんがいるもんさ」
”民宿 西の屋”のおばあちゃんの言葉




お仕事をしていく上で必要な心構えだと思います。
お仕事が再開したら、この2つの言葉はしっかり頭に置いておきたい。





いいタイミングでこの本を手にしたのですが。。。
拝読したことを少し後悔もしています。
増田喜昭さんが紹介される本が興味深くて、また読みたい本リストが膨らんだ〜!🤣


後悔したというのは冗談ですが、また新たに素敵な本とご縁があったので読書はまだまだやめられません。
そして、今も営業されている”子どもの本専門店メリーゴーランド”に必ず機会を作って行きたいです。






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