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オトーさんという男/益田ミリ


図書館から借りてきた #益田ミリ さんの著書、 #オトーさんという男 を拝読しました。
こちらは母が、私が好きそうと探してきてくれたのです。




オトーさんは、わかりやすくて、わかりにくい。
身近なはずなのに、とてつもなく離れている気もする。
娘に、素直に接することができず、見ていて気の毒な事もある。
好かれたい気持ちが空回り。
愛情の表現が、ときに、ズレている。
オトーさんは、わかりやすくて、わかりにくい。
そして、ちょっと面倒くさい。

だけど、自分のからだの半分は、オトーさんである男の血でできているのだった。
考えてみれば、なんとも、不思議なことである。
オトーさんって、一体、どういう存在なのだろう?
(まえがきより抜粋)


エッセイとイラストを交えた一冊。
とにかく、益田ミリさんのお父様が面白い。
The関西人。
そして、お父様に対する長女である益田ミリさんのツッコミがまた面白い。
読みながら何度吹き出したことか。

私の父は、益田ミリさんのお父様とは真逆のタイプ。
ただ、待たされるのが嫌いなところは似てるかも。
普段は温厚で優しい父ですが、プライドは高い。
特に最近は、耳が遠くなったせいもあるけれど、母の言葉を素直に受け取れず怒ることもあります。

父は、私が生を受けて初めて出逢う異性。
多分この世の男性の中で1番大好きだけど、大人になった今は微妙な距離感があるように思えます。
父と2人きりになると、間が持たないこともあります。
それでも、いつ何時も私の味方をしてくれる父がとても心強く、大切な存在です。


本書を読んで、改めて父の有難みを知った私でした。


こちらにも、少し父のことを書いてます。


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