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夜な夜な趣味TSUTAYA徘徊女が勧めるdvd達⑧~名前のない新たな関係~

今回私が紹介したいのは、おそらく多くの人が観たことがあるであろう
【スタンド・バイ・ミー】ドラえもんじゃないよ?!!

【スタンド・バイ・ミー】とは1986年に公開された映画でもともとは小説の一部らしい。

3月ということもあり、卒業シーズンだな、と思ってなぜか懐かしくなったり、友人との思い出や、自分との葛藤、お互いの進むべき道、っていうのをイメージしたらこの映画しかないやろ?ってなってこの映画にしてみた。

12歳の少年4人の、ひと夏の冒険の物語。子供の頃は、めちゃくちゃ仲が良かったのに今はもう疎遠になって連絡先も知らない友達。
なぜ疎遠になったのか、特別大きな喧嘩もしていないのに、そういう運命だったのか、わざわざ連絡するほどでも…って思っている私達の考えが上手く描かれています。

連絡してもしなくてもどっちでもいい、ただその子は今でも私の中にはしっかり存在していて、あのころのままカッコイイままなんだよ、と思っていることをいつか届けばいいな、とぼんやり考えている。

そういう、「名前のない、新たな関係」もこの世に存在していいのかなと思う。

ぜひぜひ、観たことある人もまだ観てない人も見てみてください。

ps, これに出てくるリヴァー・フェニックスという俳優が大好きだ。この映画を見た後、彼の出ている作品をたくさん観た。大人になるにつれ、ますますいい男になっていった。
彼がモデルだと言われている「バナナフィッシュ」も最高に面白いし、ラストは号泣した。

一年前くらい、実家に帰省したとき、母親の運転する車の女子席に私は座っていた。なぜか映画の話になり、母親が「ママ、あの俳優好きだった」と言った。だれやろ?何の映画に出てる人?って聞いたら、「もう死んでる」って言った。

私は絶対リヴァー・フェニックスだと思って、そう聞いたらまさに、そう!ってなって会話が盛り上がった。親子は似るものだ、と言うけれど、母親と好きな俳優が一緒ってなんとなく恥ずかしかった。笑
しかもえらいイケメンが笑

車のcmみたいに、「お父さんみたいな人と結婚する」って娘が言うと、母親が「趣味悪いわね」っていうあのcm。
もちろん、私は実の父親みたいな人とは絶対結婚したくないし、好きなタイプは、優しくて私が一緒に居て安心できる人、私の全てを受け入れてくれる人、なんてことを考えているが、近い将来、父親の様な人を両親に紹介する日もそう遠くはないかもしれない。

素敵な人に巡り会うために、私は今日も強く生きたい。

あちゃちゃちゃちゃ〜。