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MBA同期で起業すると会話がラクな話し@MBAホルダーが実際に起業するとどうなるのか

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私含めて共同創業者は4人、全員がMBAホルダー(2023年3月修了見込み)です。会話がラクという理由は大きく分けて2点あって、
・MBAでともに学んだ共通言語がある
・議論にストレスが少ない
です。


MBAでともに学んだ共通言語がある

MBAではおもに「ヒト・モノ・カネ」の3軸を中心に学びます。
・ヒト
組織行動論、リーダーシップ・人材マネジメントなど、人を巻き込んでどう動かしていくか

・モノ
マーケティング・経営戦略など、自社のサービスをどうやって売っていくか

・カネ
アカウンティング・ファイナンスなど、企業経営に必須のお金についてどう集めてどう配分してどう使うか

上記は必修レベルで必要で、その後は個人個人で自分の求める分野を深ぼっていきます。人によっては全体を満遍なく学ぶ人もいます。

※グロービスの区分けが分かりやすかったので引用

あとは統計学や論理的思考力を学ぶ授業や、実業家の外部講師を呼んで講演をしていただいたり、ケースメソッドをもとにグループディスカッションをしたり、ひとつのテーマをもとにプロジェクトを完遂させたり、総まとめとして修士論文を書いたりと学校によってさまざまです。

話しをもとに戻すと、必修レベルで学んだ知識レベルは4人全員持っているので共通言語をもとに会話ができるという点がとてもメリットです。

例えば3年間の収支計画をたてるにしてもただ単になんちゃってPLを計算するだけでなく、予想される外部環境の変化、競合との競争環境にどう打ち勝ってマーケ戦略を考えていくべきか、成長に伴う人的リソースをどう考えていくべきか、キャッシュアウトのタイミングと照らし合わせてその意思決定は適切か、などなどあらゆる可能性を加味したうえで策定ができます。

一般的な会社の例に落とし込むと

・ナンバーワン営業マンがいざ営業部のリーダーになったらメンバーがまったく言うこと聞いてくれなくて途方に暮れる
・マーケティング部署の人が新規サービスを立ち上げたいが、アカウンティングの知識がないから収支が合わず夢物語になり、経営陣に一蹴される
・システム部の人がRPAの収支計画をがんばってつくって導入したが、現場へのオーソライズも取っておらずリーダーシップもとれないので結果活用されず宝の持ち腐れになる

などなども防げたりします。


また、起業の経験が誰もない場合、毎日が想定外で不確実要素の塊です。
分らないことがあっても、リスクの事前回避に向けて会話ができる、という点も非常に大きいです。


議論にストレスが少ない

これ結構大事だと思います。
授業でのディスカッションを通して議論をする際の土壌ができています。
よってコミュケーションコストが極力減らせるという点がメリットです。

「いまは議論を発散させましょう」
「アイディアはできったから、具体化に向けて収束させましょう」
とかは言わなくてもわかりますし、
仮にごちゃっとなっていても例えば
「いま何について議論しているのか?」
イシューを特定しましょうとかよく言いますが、言えば理解して議論の方向性を正しくできます。

また、お互いメインの仕事があって忙しい中集まっているので、自分が知識不足のせいで議論が止まって相手の不利益にならないよう、事前準備してくる、という姿勢が根付いています。(前回記事にもしたwebデザインについても言わなくても勝手に事前勉強してきてくれます)

また、バイアスが無駄だということも理解できているので、そもそもちゃんと相手の話しを聞く、という人として当たり前の姿勢も身についています。

「もうこのメンバーと会話したくないな、、、」と思わなくてもいいし
「みんなに理解してもらいたい、議論を進めたい」と思えるって結構大きいですよね。

なんだかMBAのPRみたいになってしまいましたが笑
参考になれると幸いです。


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