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ITエンジニアとして2年間働いて今思うこと<2年間の振り返り編>

この3月で、世間でいう「ITエンジニア」という職種で働き始めて2年経過します、Makoと申します!
ちょうど2年経過するこのタイミングで、アウトプットとして、自身の過去、現在×2、未来の4回のパートに分けて記事公開していこうと思います。
今回で3回目の投稿になります!

  • エンジニア転職編
    下記noteにて公開しています。

  • エンジニアの業務とは!?編
    下記noteにて公開しています。

  • 2年間の振り返り編 ←今ここ

  • 今後の展望編
    下記noteで公開しています。


筆者のキャリア遍歴

①新卒で建設会社(いわゆる「ゼネコン」)に事務系総合職として入社
 [部署の変遷]
  経理系(1年)
  現場事務(2年)
  情報システム(1年10ヵ月)
   ↓
②エンジニア派遣(巷でいうSES系)会社に入社
 [派遣就業先]
 1社目:SIerにて、主はインフラ構築系の案件を担当(2年経過)←今ここ
 [今のところ携わってきた案件(抜粋)]
 ・VMwareやHyper-Vなどの仮想化技術
 ・企業内LANネットワークの構築
 ・Microsoft 365の環境構築
 ・DNSサーバー構築
 などなど。


インフラエンジニアなりたて期

エンジニアなりたての頃は、右も左も分からない日々でした。笑
 「サーバーへOSをインストール??」
 「VMware ESX?なにそれ美味しいの?」
情報システム部時代の経験からいけるだろう、と思っていましたが、
正直認識甘かったですね。。。笑

 そんな状態の私に、PJTを振ってもらえるか、というと・・・
想像に難くなく、仕事がこなかったです。笑

そんなこんなで、最初の頃はあまり仕事も回ってこず、
 「ここにいていいのだろうか?」
と自問自答を繰り返す時期でした。笑

ですが、ここで腐っていてもしょうがないので、
信頼は一夜で築けるわけがないです。笑
そう思い、最初の頃は来るもの全て拒まず、でした!
社内の検証要件サーバーのリプレースがあり、みんなやりたがらないものもやりました。

期日を守る」「嘘をつかない」「悪い出来事ほど早めに報告する
こういう、当たり前のことを当たり前に取り組む
そうやって「信頼」って蓄積していくんだなぁ、と改めて実感しました。


回ってきた初案件

 私が一番最初に担当した案件は、入ってから4ヶ月経過したタイミングでした。とある病院さんでのWindows Hyper-Vの仮想サーバーの構築案件でした。

・物理サーバー×2台
・ストレージ装置×1台
・バックアップソフト
・UPS×2台
・上位のネットワークとの接続用のL2 Switch

と、よくあるミニマム構成です。

私の担当範囲はストレージ、Hyper-V環境構築、バックアップの構築
でした。
印象的だったのは、ストレージ装置の設計が難しかったです。笑
概念を1から勉強し、必死に食らいつきました。笑
「RAID?」「LUN?」「SSDキャッシュ?」
とか、なかなか理解に苦しみました。

<とりあえず意識したこと>
・早めにレビュー依頼を出す。
 →詳細設計フェーズからの参入でしたが、なかなかわからんことが多く
  とりあえず、作ってみる精神でTry & Errorを繰り返してました。
 →何度もレビューしてもらい、上司の方には迷惑かけていたた気が
  しますが、案件はいってぐんと成長するきっかけになりました!

<終了後反省したこと>
・あまり、上司に聞くことをしなかったこと
 →なぜかこの頃は、素直に「わからない」発言を躊躇してました・・・
  (なにを聞けばいいかも理解していなかったかもですが。笑)
 →今思えば、全く無駄な時間だったな、と思いますw
  レビューの際に余計に上司の時間をとるし、早めに聞くべきだったな、
  と反省しました。


とある製造業の会社さんでの案件

上記の案件が無事にカットオーバーしたのち、ぼちぼち細かい案件をこなしていきつつ、徐々にインフラエンジニアの仕事にも慣れてきた、10ヶ月目頃、とあるお客さんのVMware ESXi の仮想基盤構築案件にアサインされました。

案件の内容としては
・ESXi 環境の構築
・Active Directory環境の再構築
・ネットワーク構成の変更
・資産管理ツール導入
を一気通貫で行う案件でした。
この案件で得たものは「技術的な経験」だけでなく、「お客さんとの関係性の構築」の重要性でした。

<案件で学んだこと>
・お客さんと会話することの重要性
 →初めて、フロントに立ってSEの仕事を行いました。
 →当たり前ですが、「システム構築」といっても
  エンジニアの自己満足を満たすためにシステムは組みません。
  「お客さんの要望」を満たすためにシステムを構築します。
 →その要望を漏れなく汲み取るために、
  足繁くお客さんのところへ通って、とにかく会話をしました。
 →やはり、Good Newsも、Bad Newsも、きちんと「素直に」会話をして 
  伝えるエンジニアは信頼されるんだなー、と思います。

・失敗しても巻き返しのチャンスはある
 
→構築がある程度進んできたタイミングで、
  設計ミスが発覚しました。。。
 →ActiveDirectoryの構築がほぼ1からの状態になってしまいました。
  でも、結果から言うと、カットオーバー
  前だったこともあり、巻き返しは可能でした。
 →意外と、「なんとかなる」ことを学んだのと同時に、
  「設計に抜け漏れがないか」個人の目+周囲の目を借りて
  しっかりとやることの重要性も認識しました。


自分の技術に対する考え方と意識していること

上記の経験をもとに意識していることをまとめていきます。

  • スピードは品質を兼ねる
    なるべく早く検証や、設計を終わらせることで、
    →レビュアーはゆっくりと設計を確認できる。
    →自身も見直しができる
    と、品質を担保することにつながってくると思います。
    なので、品質とスピードはトレードオフではないと思っています。
    サイバーZの研修資料にも載ってました。笑
    (下記参考)

  • 技術は自分のためのものではなく、社会ないしはお客さんのためのもの
    自身にとって満足のいく良いのものができても、結局は
    「利用者」が満足しないと、全く意味のない、使われないシステムになってしまいます。
     独りよがりにならず、お客さんと対話。お客さんの「真に」求めるものは何か、を追求し続け、対話を重ねないことには見えてこない、とこことがけています。
    (私自身、本当にお客さんの満足いくものが納められているかはわからないけど。。。笑)

  • 最終的にはなんとかなる精神も大事
    どんな技術でも、生み出したのは「人間」です。
    技術者も「人間」です。
    なので、どんなトラブルにも必ず、解決の糸口はある、
    と思うようにしています。
    →ただし、ここでいう「なんとかなる精神」は、
    自身のやれることは「全部やりきった」と胸を張って言える状態になってから言いましょう。笑

まとめ

  • エンジニアでも、泥臭さも大事だと思います!

  • 信頼はポイントみたいに貯まっていくもの。

  • 自身の中でポリシーを持って仕事に取り組みたい。笑

  • なんだか松下幸之助みたいな感じになっちゃった。

私の意識しているところ、少しでも理解いただけたら、嬉しく思います。

次回、このテーマは最後の記事、エンジニアとしての今後編、公開予定です!w


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