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【今更聞く!】SDGsって何???

皆さんこんにちは!

日常の中で様々なことに疑問を持ち、学んでいっているのですが、せっかくなのでそれを発信していき、共有していこうと思います。

「何となく聞いたことあるけど、結構常識みたいだし、なかなか人には聞きづらいなー・・・」といった内容をカバーできればなと思います。「別に詳しく知るつもりはないけど、概要だけでもつかんでおきたい」って人はぜひご覧ください!! 
(本編は全て無料です。おまけパートのみ有料に設定しております。)


今回は最近ホットなSDGsについて、大まかな内容を説明していきます。


皆さんは【SDGs】と聞いて何を思い浮かべるでしょうか?

環境問題のこと?なんか儲かりそうな話?いやいや聞いたことないし…

感じ方は人それぞれなのではないでしょうか。

「なんかSDGsって意識高い系ベンチャー企業の若者が言ってそうだよね~」と少し捻くれた感覚をお持ちの方も、この際、いっそのこと意識高い系になっちゃいましょうよ!そして、何となくかっこよさそうだからSDGsという言葉だけ使っていた人たちも改めてSDGsとは何なのかを考え直してみましょう!

ということで、今回は最近やたらと聞くようになった"SDGs"について。
簡単な概要、歴史、教育現場における応用例を紹介していきたいと思います。

それでは見ていきましょう!!


SDGsって何??

日本人のほぼ全てが感じていること、「アルファベット4文字!!!」

何となくアルファベットが並んでいるだけで拒絶反応が起きてしまいますよね。このアルファベットの文字列のせいでSDGsが"意識高い系"だと思われているに違いありません。

そもそもこのアルファベットの羅列は何の略称なのでしょうか?

SDGs・・・Sustainable Development Goals

ううん…わからん…そしてそしてこいつを日本語にしてみると・・・

Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標

わからん!!!

こりゃ本格的にスタバでマックブック使ってスプレッドシート作ったり、最新のiPhoneで取引先と商談している意識高い系ベンチャー企業の若手社員にしか理解できないのでは・・・?

ただ、この記事での目標-Goals-は「別に詳しく知るつもりはないけど、概要だけでもつかんでおきたい」というもの。詳しい単語の意味はどうでもいいんです。

とにかく知っていてほしいことは"持続可能"という言葉。

これは意味わかりますよね?

"これから先も使い続けられる"的なニュアンスです。

たびたびSDGsを取り扱う企業だったり団体だったりでこの"持続可能"という言葉が使われています。なので多分この言葉が一番重要なんだと思います。

ぶっちゃけ、SDGsに関してはこの知識だけで十分だと思います。

「なーるほどー。これから先もずっと使い続けられるようなものを開発していくのか―。」

と思っていただければそれで十分。この記事の役割のほぼ全ては達成できました。

以上!終了!
時間のない方はここまででオッケーです。

もう少し気になるよって人はここから先もご覧ください。


17個の目標たち

SDGsには17個の目標があります。

今から1つずつ紹介していきますが、それぞれのゴールは独立しているわけではなく、それぞれを組み合わせて自分たちの事業と絡めていきます。

まぁ意味が分からないと思うので、とりあえず17個を見てきましょう。

どうでもいいですけど、「17個の目標」ってなんだかBLEACHの護廷十三隊みたいでかっこいいですよね。僕だけですかね?

SDGsを掲げている企業が一体どの目標に属しているのか、何番隊の隊員なのか考えてみると面白いかもしれませんね。伝わりませんかね。


1.貧困をなくそう

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2.飢餓をゼロに

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3.すべての人に健康と福祉を

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4.質の高い教育をみんなに

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5.ジェンダー平等を実現しよう

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6.安全な水とトイレを世界中に

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7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに

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8.働きがいも経済成長も

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9.産業と技術革新の基盤をつくろう

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10.人や国の不平等をなくそう

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11.住み続けられるまちづくりを

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12.つくる責任つかう責任

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13.気候変動に具体的な対策を

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14.海の豊かさを守ろう

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15.陸の豊かさも守ろう

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16.平和と公正をすべての人に

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17.パートナーシップで目標を達成しよう

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(アイコンは国際連合広報センター様よりお借りしました)

以上。こうやって見てみるとあまり実感のわかない目標もあるかと思います(ジェンダー平等を実現しようとか)が、世界的な目標だということを考えると、まだまだ達成できていない国があるのですね。

そして、「なんかニュアンスが似てるやつあるな」と思ったそこのあなた!
その通りで、いくつかの目標はグループ分けされています。
スマホのアプリをまとめてフォルダに入れる感覚ですね。
パズドラとツムツムを「ゲーム」ってフォルダに入れているような感じのあれです。

1~6はPeople(人間)
7~11はProsperity(繁栄)
12~15はPlanet(地球)
16はPeace(平和)
17はPartnership(パートナーシップ)

こんな感じですね。

5つのPという形で分類されているそうです。

そして、これらの目標は2015年から2030年までの15年間で"世界"が達成すべき目標だと国連で決められました。

・・・スタバでマックブックから始まって、かなり大きな話になってきましたね。


歴史

ここで、少しだけ歴史を見てみましょう。

そうそう、ここまで見ていただければわかる通り、この記事は先に進めば先に進むほどコアな内容になってきています。なので、「これ以上はもう・・・」って方はこの記事は閉じていただいて構いません。

「折角だからコーヒー一杯でも奢ってやるか^^」という太っ腹な方は一番下までスクロールしてサポートしてくださると嬉しいです。


さてさて、実はこのSDGs、前身があったそうなんです。

その名は"MDGs"。似てますね。

2000年から2015年までの15年間で世界から貧困をなくそう的な目標でした。僕がポケットモンスタールビーに大はしゃぎしている時から世界平和のために長い間人々は努力を続けていたのですね。


このMDGs、貧困をなくそうとか飢餓をなくそうとか小学校に通おうとか、なんだかんだ平和な日本に暮らしている人間にとってはあまり馴染みのない目標ばかりなため、話題に上ってこなかったのだと思います。

しかし、ある程度の貧困が解決されてくると次の問題が出てきました。

環境問題ですね。

みなさんご存じの通り、地球温暖化に歯止めはかからず、日本では毎年のように豪雨災害が襲ってきています。

ちょっと個人的な話をしますが、僕がポケットモンスタールビーを大はしゃぎで遊んでいたころは夏休みってあんなに暑くなかった気がするんですよね。まぁ暑かったんですけど、外には出れるというか・・・

こんな数年で肌に感じるほどの変化が出てくるくらいですから、世界規模ではやばいことになっているのです。

そもそも自然災害多すぎじゃないですか?

一昔前まで「バケツをひっくり返したような雨」ってかなり豪雨だと思ってたのですが、今では結構当たり前のほうに1時間当たり100mmの雨降ってますよね。

余談ですが、バケツをひっくり返したような雨って1時間当たり50mm程度だそうです。ひょっとして大したことない、、、!?

そんなこんなで「地球やばいよねー」「このままじゃ住む場所なくなっちゃうよねー」といったところから派生して、「大体エネルギー使い過ぎじゃね?」「魚とか動物とかも大事にしようぜ」みたいな意見もくっついて2015年、SDGsの考えが生まれました。

これは日本も大きく関係していますね。

日本人エネルギー使いまくりですからね。

そしてなんと!

「二酸化炭素出している国は罰金だよ」とか「二酸化炭素出している企業は罰金だよ」的な話まで出てきてしまっているのです。

だから最近様々な企業がSDGsを謳っているわけなのです。これならスタバでマックブックな人たちがSDGsとしきりに言っていることにも納得ですね。


教育現場でのSDGs

一口にSDGsといっても、様々な解釈があることがお分かりいただけたでしょうか?

環境を守るのもSDGs、飢餓をなくすのもSDGs、新たなエネルギー源を発見するのもSDGs、皆さんの勤めている企業ではどのようなSDGs="持続可能"な取り組みがされているのでしょうか?さぁ、面白くなってきましたね!!

ここからは実際に教育現場ではどのような取り組みがされているかを見ていきます。なぜならば、僕は教育関係の仕事をしているからです。

ちなみに、この記事もSDGs4番目の目標「質の高い教育をみんなに」をゴールに作成されていますよ。


ではでは、学校でのSDGsってどういう役割なのか考えてみましょう。

もちろん、「質の高い教育」を子供たちに提供することが第一なのですが、一番初めに説明した「持続可能」という視点から見てみましょう。

その場しのぎの教育では意味がないのです。その教育によって、その子供たちが今後10年、20年先でも活躍していかなくてはならないのです。

そう、『子供たちが「どのようにしたらSDGsを達成できるのか」を考えられるようにする』ということが教育現場でのSDGsになります。

結果を伝えるのではなく、過程を伝えるということですね。

二次方程式の解の公式を暗記させるのではなく、「二次方程式の一般形をこうやって変換させていくとこうなって、この式を使えばどんな二次方程式でも解けるんだよ~。」というのに近いのかな?なんて思います。
「魚を与えるのではなく、釣りの仕方を教える。」ともよく言われますね。


そしてこの「SDGsを達成させるための能力を身に着ける」という考え方、実は似たような考え方がSDGsが生まれるはるか前、2002年ごろからありました。
世界規模で教育について話し合われていたわけですね。
ちなみにこの考え方をESD=Education for Sustainable Developmentというそうです。

また、皆さんがそうであったように、子供たちの保護者もSDGsに対する理解が浅いわけであります。なので、教育現場の人が保護者にもSDGsの観点を伝えていくことで"持続可能"な教育を各所で発展させていこうということも大事だということですね。

はぁー、意外と奥が深い。

さらに、先ほども述べたように、近年では地球環境に対して様々な課題があります。それらに対する意識を子供たちに向けてもらおう、という視点も必要になってくるわけですね。

しかも2020年度からスタートしている新学習指導要領では、「資質・能力の育成は教育課程全体を通して育む」と明記されているようで。
それはつまり、「理科だから里山の自然を守るという授業をする」のではなく、様々な授業を関連付けさせながら「里山の自然を守る」ということになるわけです。


どういうこと?(具体例)

ちょっと具体例を挙げて説明してみます。
学校としてのSDGsの取り組みが
11.住み続けられる街づくりを
13.気候変動に具体的な対策を
15.陸の豊かさも守ろう
であり、そのための活動として、

・里山の自然を守ろう

というものを設定したときに、

・社会:学校の周りの地域性を知る⇒里山が近くにあることを学ぶ
・理科:里山に生きる生き物を知る
・理科&社会:環境問題について知る
・数学:里山の面積や住んでいる生き物の統計を知る
・総合的な学習の時間:里山の自然を守るための具体的な対策を考える

みたいに、いろいろな教科で一つのテーマを扱っていけるといいね。ということになります。
まぁなかなか難しそうですけどね~


このような教育を通して子供たちに伸ばしていってほしい力は「現代的な諸課題に対応」する力らしくて、そのために「自ら課題を見つけ、解決の中で学んだことを普段の生活でも生かして」ほしいみたいです。授業の中だけでなく、学校行事とか家庭生活とかでも。
まぁなんだか昔から言われていた当たり前のことだなーという気がしますが・・・

結局のところ行きつくのは

「持続可能」「将来につながる」教育を!!

ということですね。


まとめ!!

長々と説明していきましたが、最近よく聞くSDGs、その本質は

「持続可能」(デデンッ

ということです。それ以上でもそれ以下でもありません。
とにかく世界中のみんなが地球という星にいつまでも住み続けられるようにしようね。という
それだけのことだったのです。

僕もSDGsの精神を見習っていつまでも続けられるサステナブルなブログを続けたいと思います!

ということで、また次回の記事もよろしくお願いします!

ではまた!



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