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子供が教えてくれた「触れることの大切さ」

この記事の音声は
マザーズタッチ誕生秘話1息子編」です。

私ね今までいろんなこと習ってきたんだけど
息子がね小学校に入って1年生の時に
いじめにあったりいろんなことがあって
結局学校生活をほとんど送ってないのね。
良い思い出がなくて。
中学に期待して中学に行ったら…って
自分の生活の変化とか
希望を持っていたんだけど
中学校に入ったら担任の先生が
介護疲れでノイローゼで
集中攻撃をくらって
そのことがあって完全に
学校に行けなくなっちゃったのね。
まぁこれは後から考えたら
誰のせいってことではない…
ってところにはちゃんと
自分で着地できたんだけど。
でもその当時は
そんな冷静なことは考えられず
絶対許せない
本当にどいつもこいつもって
学校のせいにした
先生のせいにしたりって
私は凄く責めてたし学校に抗議もした。
子供が出席しない分私が
学校にマメに出席してた…ぐらいの
話し合いを持ち込んでたのね。
コミュニケーションに関する
ワークショップやセミナーがあると
いろんなところに参加して
何か解決の道はないかって探してた。

そういうことで
いろんなことを学び始めていった。
結局は
息子にね「ちょっと練習させて〜」って言って
体に触れることをするようになっていったら
やっぱりそれが一番効果があったっていうか
会話のものの言い方のなんだかんだっていう
そういうことよりも
触れるってことの方が言葉を上回って
お互いにやり取りが出来たって思う。
そういう経験があってね。
「ちょっと練習させて〜」って言って、
しぶしぶ来た時には「なんだよ⤵」って
すっごく面倒くさそうにかったるそうに
「はぃ、これでいい⤴」みたいに。
うつ伏せになってそこに寝たんだけど。
背中にタッチしていったとき急に
うわぁーーーって泣き出したの。
で、一番びっくりしてたのは
息子本人だったのね。
うわぁーーーって泣きながら
「俺、なんで泣いちゃってるんだろぅ」って。

俺なんで泣いちゃってるんだろ…

その姿を見た瞬間
あぁこの子は
「こんな風に泣きたかったんだ…」って
私すごくそう思って。
私が今まで全く気付いてなくて
その姿を見て
今初めて氣付いた…って。
そんな気持ちになったの私。
それで、

「泣いていいんだよ。泣いちゃいな…」

ってその時に言ったのが忘れられなくて。
ひとしきり息子泣いてた。
シクシク( ; ; )しゃくり上げながら。でも、

「でも俺」
「こういう気持ちになりたかったんだ…」って。

なりたかったんだぁ⤵
自分で自分に納得した言葉を
私に言うでもなく
つぶやきとして言ったのが
忘れられなくてね。
本人が本人の氣持ちの中でさえ
氣付けなかったことを
触れ合うことによって息子が
「こういう氣持ちになりたかったんだ」って。
すごくホッとしたのか安心したのか
そのことによって押し込めていた、
自分でも氣付かなかった感情が
ワーッと吹き出して。
それを一番びっくりしてたのは
息子だったからね。
それを見て私は本当にびっくりして。。。
あぁ私は、今まで子供の状態ばかり
周りの環境とか事態ばかりに目を向けていて
この子の氣持ちに寄り添ってなかった。
その氣持ちを汲み取ろうとも
してなかったなぁって。
ハッ!としたのね。
私はどこに
意識を持ってってたんだろうって。。
原因探しとか犯人探しみたいな
そんな方にばかり意識が向いてたな
ってことに氣付いて。
そんなことより何より
本当にこの子に寄り添って
「触れ合うことの大切さ」っていうのを
息子の体験をもって私は初めて知ったのね。
それが1つ目の
【触れることの大切さ】という
私の発見だったの。


マザーズタッチ誕生秘話2へ続く

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