見出し画像

【第18回ショパン国際ピアノコンクール】スタインウェイ479と300

こんにちは


ショパン国際ピアノコンクールが
ますます面白くなっている今日この頃です

気になることといえば、
今回スタインウェイが2台指定できますが
479と300の何が違うのだろう?
ということでした


私はてっきり
ハンブルクとニューヨークの違いだと思っていましたが

479も300も、
いずれもハンブルクスタインウェイのようです


スタインウェイ300は、ショパン研究所が所有し
7月の予備予選でも使われた楽器だそうです


ちなみに、
479を指定するピアニストが多いなぁと思います


この479は、
"クリアでブリリアント、オープンな楽器"

一方300は、
'よりリリカルで、音質豊かかつ、
親密さがある楽器"

オーケストラの楽器でいえば、
479はトランペットで、300はチェロ

と喩えている方もいらっしゃるようです


479は明るく鮮やかな響き、
300は情緒豊かで親密さがあると
特徴の違いが挙げられるでしょう


10/14の3次予選で
反田恭平さんは479、


反田さんの次に演奏した角野隼人さんは300を選び、


プログラム曲も被っており
尚更音色の違いを比較することができました


ピアノの音質については、
会場と配信では聴こえ方が違ってくるのは
仕方のないことですが

響きを直接耳で受け取るかどうかの違いや
集音マイクが置かれる位置によっても
違ってくると思いますし

配信ではPAエンジニアの調整技術やセンスに
かかっていると思います

実際に先日、会場のライブをインターネット配信を同時に行って
後日実際に配信音源を聴きましたが
ライン録りではやはり会場の臨場感は
なかなか再現できないなぁと思いました

それと同じことなのだと思います


ポーランドの遥々遠くの地で行われている
世界最古のピアノコンクールを
リアルタイムでインターネット中継で
日本にいながら観られることは
とても喜ばしいことですが、

やはり臨場感だったり場の緊迫した空気感を
全身で味わうならば
会場で生の演奏を聴く…

これには敵いませんね


【今後のスケジュール】

10/14(木)~10/16(土) 3次予選 20名→10名

10/18(月)~10/20(水) 本選(ファイナル)

10/21(木)~23(土) 入賞者コンサート

この記事が参加している募集

#スキしてみて

526,258件

最後までお読みいただきありがとうございます! なにかのお役に立てられたらとっても嬉しいです いつもサポートいただき、 誠にありがとうございます🙏 いただいたサポートは、 今後の活動費として活用させていただいております