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ペットボトルの水の期限の意味、ご存知ですか?

こんにちは

自然災害や気象災害が増えています

災害時に、まず必要なのは
ご飯やパン、麺、などのすぐにエネルギーになる
炭水化物を主とした食品、

そして、命をつなぐために必ず必要なのが、水です

日頃から水を備蓄されている方が多いと思います
私も日頃ウォーターサーバーを契約し
12Lのストックの水を10個前後は常に手元に置き
すぐに取り出して飲むことができる500mlの
ペットボトルの水も1ケースストックしております

ちなみに、
ペットボトルに入った水に印字されている
期限の本来の意味をご存知の方は
どれくらいいらっしゃるでしょうか?


これは期限が切れたから飲めなくなる、
というものではないそうです

ペットボトルはガラス瓶と違い
容器を介して水が蒸発するため

容量を担保する期限=ペットボトル水の賞味期限

なのだそうです

殺菌・ろ過された水がガラス瓶に入っていれば
中の水が保管中に蒸発することはありませんが、

ペットボトルの場合、長期間保存すると
ペットボトル容器を介して水が蒸発していきます

そのため、長期間経つと
容器に明記してある容量が入っていない、
ということになってしまいます

計量法ではある一定の範囲で誤差を認めていますが
その誤差範囲を超えてしまうと、
「計量法違反」ということになり
販売ができなくなってしまうそうです

なので、印字されている期限は
「内容量を保証する期限」なのです

「賞味期限」は「おいしさのめやす」なので
本来の意味の賞味期限ではありませんが
そういうことになっています

また、水ではなく、ミルクなどが入った飲料や
コーヒー、お茶、ジュースなどの
ペットボトル飲料の賞味期限は
水と違って、「容量を担保する期限」には該当しない。「おいしさのめやす」という意味になります

ちなみに、ガラス瓶の場合は
中の水は蒸発しないので
期限表示は表示しなくても良いことになっているそうです

『それでもやっぱり期限が切れているものは
気持ち悪くて飲めないなぁ』

という方もいらっしゃると思いますが

平常時であれば、期限が切れる前に
備蓄してある水や食料を入れ替えることができますが

自然災害は予期していなかったときに突然起こります

仮に備蓄してあるペットボトルの
ミネラルウォーターの期限が切れていたとしても、
すぐに捨てず、中を確認してから使うようにしください

もちろん、
適切な場所に保管されていたことが前提ですが
ペットボトル中の水は、殺菌・ろ過されているので
すぐに悪くなるということは少ないです

緊急事態の時、水と食料は必ず必要です
そして、仮に食料が十分になかったとしても
水があれば命をつなぐことができます


直射日光の当たる場所や、
極端に高温高湿の場所は飲食品の保管場所として
適切ではなりません

これは食料品の保管として全般的に言えることです

きちんと保管されていたものは、
表示されている賞味期限を過ぎても
飲食できる場合が多いです


ペットボトル水の賞味期限表示問題、
というかこの期限の意味を知らない方が
多いと思いますので

周知していただくために書かせていただきました

災害などで水道がストップしてしまうと
飲み水どころか生活にも支障をきたします

水のない生活なんてあり得ないのです

命を守る水を最後まで大切にしましょう

「期限切れ」の水、すぐ捨てないで!
ペットボトルの水が、災害時に命を守ります

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