【420/1096】成長とはすなわち、苦痛からの脱却

420日目。夕方から突然の大雨に驚く。人間に天気をどうにかしようとすることはできない、ということをよくよく思う。

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子どもが3歳の頃からバレエを習っていて、今や週に5日通っている。
一度もやめたいと言ったことがなく、もっとやりたいらしい。

バレエの先生がこんなことを言っていた。

バレエは、頭と身体の両方使わないとできません。
お勉強と違って、頭で理解したことを身体を使って体現していかないといけません。
どんなに理解していたとしても、身体で出来るようになるまでは理解したと評価を与えることができません。

そして、

貯金した努力には実力の利息がつく
浪費した才能には挫折の債務がつく

という言葉を子どもたちに贈っていた。
身体で覚えた技術や、積み上げた経験は誰にも奪われることのない自分の宝物だ、と。

ほんとうに、そのとおり・・・。
この方は、いまだ現役で、信じられないジャンプをする先生で、尋常じゃない努力をしているのを目の当たりにしているので、言葉の重みが半端ない。
子どもたちにはそれほどでもないようだけれども。

私はバレエは踊れないのであるが。
頭でどんなに理解してても、身体で体現できないなら、理解していないのだよ、と言うのは実感として痛感しているところでもあり。。

「少しでも成長を」と常に努力を怠らない。
しかし、この先生のトレーニングは半端なくきついと有名で、やるほうはつらい、きつい、きびしいの3K。

「楽をして上達させてあげられるならそれに越したことはないけど、簡単に上達する方法を知らない」

痛かった柔軟が痛くなくなる
つらかった筋トレがつらくなくなる
苦しかった踊りが苦しくなくなる

「成長とはすなわち、苦痛からの脱却」

子どもたちへのエールだけど、めちゃめちゃ耳が痛かった。
いろんな意味で。

うちの子どもたちは身体を動かすことが好きだが、私は子どもの頃から、身体を動かすのがとてもとても嫌いだった。
身体を動かすと、苦痛だし、不快だから。
（今となって見れば、全身をこわばらせていたのでそれも仕方がないと思う。）
でも、少し動かしてみると、よいことがたくさんあるのだなと知った。

呼吸・整体のトータルコンディショニングというプログラムなど、もう2年以上続けているのだが、毎回きつい。
でも、きつい動きをした後に、楽になる。身体にも精神にもいいことがあるのが、体感できるし、実際に身も心も軽くなる。
慣れてくればそれほどきつくない、ということは一切なく、むしろ、師やコーチや先輩にフィードバックをもらうと「今まで甘すぎた・・・」とよりきつくなったりする。

（12月のトータルコンディショニングウィークは、19日～ですよ）

2022/12/19~23 TCweek

でも続けていくと、今まで出来なかったことができるようになり、体感が変わり、楽しくなってくる。
型がきちんとあるので、身体を動かして調整するのは1人でもできる。
でも、師やコーチがいると、やっていることの質が変わる。
的確でタイムリーなフィードバックがもらえ、疑問を解消するのに最短コースを提示してもらえる。1人でやっていたら、絶対に得られない、またはものすごく遠回りしていた気づきや洞察を提供してもらえる。
1人でやるのもすごくよいし必要なのだが、師やコーチがいることで得られることは人といるからこそのすばらしさだなと思う。

バレエの先生の教えも、素晴らしい。
思えば、いろんな先生に学んでいる。
素晴らしい先生たちに学ばせてもらっている。

その学びを体現していく。
もっともっと。
そこを貪欲に。
たとえ一瞬、苦痛があっても、その先を観ること。

では、またね。

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■告知■
★12月の呼吸オープンクラス★

動ける身体と、落ち着きのある大丈夫な自分を体感していただけます。

トータルコンディショニング＆自然呼吸

2022年12月3日（土）13:30‐15:00　対面（品川区）https://20221203tcshizenshizen.peatix.com/

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1年間をとおしてお稽古するクラスです。

https://www.mayumiinaba.com/breatheclass

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おうちで実践する性教育を学びます。
身近な人から子どもたちに性について
どんなふうに届け、伝えられるのか？を
共に考え学びましょう。

月1回開催です。初回は、12月16日（金）10時～12時
（全10回　オンライン）　

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