【543/1096】自転車に乗る
子どもが自転車に乗る練習をしていた。
昨年、自転車に乗りたいからと購入して、練習してきたが、なかなか乗れるようにならず、この春休みの目標として
「自転車に乗れるようになる」を掲げていた。
そのわりに練習しないので、やきもきしながら、時々、
「自転車の練習しないの?」
などと問いかけてみたりして。
最初は一緒に練習していたが、母がイライラしてくるのがわかるのであろう。
「ひとりで練習する」と言って、それからずっと一人でまたは、お姉ちゃんに付き合ってもらって練習していた。
上の子が練習を見てあげるのをこっそり見ていると、
すごく励ましていて、
「大丈夫、できるよ」
「もうちょっとだったねー」
「おしい!もうできる!」
などと、声をかけ、くじけそうになる弟を応援していた。
それを見て、ジーンとする。
私のように、腹の中ではイライラしているが、表面上応援するというのではなく、純粋に応援していた。
見習おう、と何度思ったことか。
しかし、そんな応援を受けながらも、何か月も乗れるようにならないままだった。
けれど!!!
今日、とうとう自転車に乗って走れた。
家族で大喜びである。
子どもにその時の気持ちがどうだったか?を聞いたところ、
気持ちカードから選んで見せてくれた。
やったー!
ありがとう
あんしん、ほっとした、だいじょうぶ
うれしい、たのしい、まんぞく
はしゃいだ、よろこびにあふれた
やさしい、あたたかい、ほっとした
と言う気持ちだったそうだ。
満たされたニーズは
みてほしい、みまもってほしい
じゆう
ちょうせんする
ありのまま、じぶんらしさ、わたしはわたし
だったらしい。
まだ、一人で遠出はできないけれども、
自転車と言うツールを手に入れたから、
これからまたひとつ冒険ができるようになるのだな。
楽しみである。
くじけないで乗れるようになるまで、
よくがんばった!
やはり、できるまでやるのみである。
わたしもがんばる。
では、またね。
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