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近藤史恵著「ホテル・ピーベリー」/軽いタッチのミステリー

近藤史恵著「ホテル・ピーベリー」/軽いタッチのミステリー

ピーベリーという種類のコーヒー豆をご存知でしょうか。

ピーベリーはあまり手に入らないのと、コロンとした形がとても可愛いので(しかも美味しい)いきつけの自家焙煎店に入荷があった時はいつも買っています。
そんな、珈琲豆の名前の入ったタイトルに惹かれて書店で立ち読みし、結末が知りたくなり購入しました。

story

近藤史恵さん初めてだったのですが、軽いミステリータッチでとても読みやすく楽しめました

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サリンジャー著・村上春樹訳〝The Catcher in the Lye〃/17歳の憂鬱

サリンジャー著・村上春樹訳〝The Catcher in the Lye〃/17歳の憂鬱

古い本だけど、未だに書店で平積みで売っているところをみると、現在進行形で読まれている本、なのだと思われます。
40代の頃だったか(年輪を重ねすぎてわからなくなってる^^;)喫茶店に置いてあった本書を斜め読みした事があるのですが、内容を全く覚えていなかったという事がわかりました。笑

<story>
主人公ホールデン・コールフィールドは17歳。
なんらかの病気(精神の病?)で療養中。
単位を落として

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小泉吉宏著「ブッタとシッタカブッタ」全3巻/問題は全て自分の中にある。

小泉吉宏著「ブッタとシッタカブッタ」全3巻/問題は全て自分の中にある。

あの事件は、暗殺者の思い込みによる犯行だったことが明らかになってきましたね。
報道が真実であるなら、あまりに理不尽。
向かう相手を完全に間違えている。
…いや、本当の敵に相対する勇気がなかったのかもしれませんね…

以下独り言〜

怒りの気持ちは本当は母親に向けるべきなのではなかったか。しかし、母親に歯向かう事が出来なかった?
母親を殺す事は出来なかった、だから怒りの矛先は違う人へ向けられた?

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