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自伝が好きになってきた

こんにちは。中田真弓です。
もうすぐゴールデンウィークですね。
今年は昨年に続き、お家で過ごす時間が長くなりそうですが、皆さんは何をされるご予定ですか。

まとまった時間ができたらやりたいと思っていることって、結構色々あるのではないでしょうか。

私はいつも「する、する」と言って、なかなか手がつけられず、もはや「する、する詐欺」になりかけている、料理と部屋の片づけと、そして読書をしようと思っています。

読書と言えば、10代20代の頃はもっぱら小説しか読まなかったのですが、最近では自伝的な要素のある本が面白いなと感じるようになってきました。

今日はそんな変化の兆しが見えてきた私が、最近読んで面白かった自伝について、いくつかご紹介したいと思います。

中野祐治さん著『億を稼ぐ人の考え方』(きずな出版 2020年)

ー社会人1年目で借金取りに追われたところからすべてが始まった。ー

そんなプロローグから始まる本書は、自分の身に起こった出来事だと想像すると、それだけで背筋が凍ります。
目の前の仕事だけでいっぱいいっぱいだった私には、とても乗り越えられなかっただろうなと。

そんなところから、中野さんがどのように考え方を変えてきたのか、大切にしてきたことは何かが、たくさん書かれています。

この本はテレビの『王様のブランチ』でも取り上げられ、ご自身の人生のエピソードを交えながら、社会の情勢やシビアな現実をどう捉え、行動してきたかの軌跡がわかる本です。

今では実業家として、飲食店やコンサルもされており大活躍の中野さん。
今まさに現実に直面している人、今も楽しいけど、さらにハラハラ、ドキドキ、スリリングな人生を共に歩みたい人におすすめです。
kindle版も出ているようですので、手軽に読めるのが嬉しいですね。

長友佑都さん著『上昇思考』(角川書店 2012年)

サッカーの長友選手が書いた自伝です。
まず、長友選手の書く文章はサッカーのプレーがそのまま表れている!と感動した1冊です。

潔い、心地よい、芯のある、シンプルで伸びのある文章が読んでいて本当に気持ちいい。

学生時代になかなか芽が出ず、そんなときどんなことを考えていたのか、世界の一流プレーヤーになってからはどんなことを考えていたのか。
なかなか語られることのない内面について、触れられています。

サッカーが好きな人はもちろん、元気で前向きな気持ちになりたい人、今頑張っているものがある人に、特におすすめです。

EXILE HIROさん著『ビビリ』(幻冬舎 2014年)

EXILEのHIROさんが人生論について語っている1冊です。
カッコイイ、華やかな舞台の裏側での努力の一面が垣間見られます。

一番印象的だったのは、HIROさんが「ビビリ」だったからこそ、入念に準備を重ねて、今のところまで昇りつめられたと書かれていたことです。
ビビリは成功するのに大事な要素で、ビビリだからどうする?という考え方がたくさん書かれてあるのが本書です。

本文のフォントの変化も面白く、文章だけでなく写真もたくさん載っているので、EXILEファンの人はもちろん、読書があまり得意でないという人、ビビリだけどかっこよくなりたい人におすすめです。

最後に

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いかがでしたか。
「自伝」と言えば、小学生のときに読んだ「伝記」の硬い印象が強い人もいるかもしれませんが、各界の著名人が自分の言葉で語る自身の人生や、物事に対する捉え方を知ることができて、とても興味深いです。

自伝と一言で表現してしまいましたが、記事を書いていて、私の認識はもしかするとかなり幅広いのかも?と思えてきました。
皆さんの認識とずれていたら、笑ってください。
それにしても、ネタバレせずに面白さを伝えるって、なかなか難しいんですね。
うまく書かれている人のことを改めて尊敬しました。

それでも、ゴールデンウィークに何を読もうかなという人の何かの参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今後も私の好きなもの、暮らしへのこだわりについて発信していきます。
今日もあなたにとって素敵な一日になりますように。

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