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まほうの穴-10「行く手を阻むもの」

行く手を阻むもの

行く手を阻むのは
自分の過去である

いつからか未来よりも
過去の分量が多くなって

その重さに引きずられる
未来を抱えていた

そう、
西の空から黒い雨雲が
立ち込めてくるように

そして、
やがて大地に雨が降り
草花が生き生きと育つように

蓄えられた過去を
未来への力に変えられたなら


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長く生きていると、それなりの経験値というものは積めるけれど、それが逆に足かせになることってありますよね。
これまでの自分、これまでの経験から、これからしたいと思うことを、できるかなと不安に感じたり。

そういうときは、新しいことにチャレンジするという経験を積みましょう。
新しいことにチャレンジしてきた自分の経験は、将来新しいことをしたいと思ったときに、必ず大きな糧となります。

何でもいいのです。いつも選ばない選択肢を選んでみましょう。

うまく行くこともあれば、うまく行かないこともあるでしょう。
けれど、新しいことにチャレンジできた、一歩踏み出すことができた自分を認めると、次のステージではそこで迷わなくなります。
チャレンジすることは決めていて、どれにするか、どうやってするか、というところに自然と目が行くようになります。

長く生きた経験はそれだけではプラスに働くことも、そうでないこともあります。
そこを意識して変えるだけで、私はずいぶんと気持ちが楽になりました。

変化の速い今の時代を生きる私たちは、やりたいことも次々と変化し増えるでしょう。
そんなときに、過去の自分を握りしめ過ぎず、自然体でそのときの純粋な気持ちを大切にできる自分でいたいものです。


最後までお読みいただき、ありがとうございます。
今後も不定期ですが、書き溜めた詩を発信していきます。

今日もあなたにとって素敵な一日になりますように。

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