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自分を大切にしようという気持ちが生まれた瞬間ー初めての友達の死。

アメリカに留学していた時に
その瞬間は訪れました。

その日は

いつも通りの普通の日でした。

私を唯一愛でてくれた友人が事故で亡くなった
という悲報が入りました。

道路に異常はなし。
対向車も誰もいない静かな道路。
天候も視界も良好。

彼は、自分の車を運転中
スリップして自爆。

そのまま帰らぬ人となりました。

その2週間前くらいに
道端で偶然に会って

「今度遊ぼうね!連絡するね!」

と約束をしたばかりでした。

その約束は果たせぬまま
無言での対面。

顔は少し
腫れていたけど、
特に大きな外傷もなく
綺麗な姿でした。

初めての海外でのお葬式。

日本のお葬式とは違って

歌が流れていたり、
生前の様子を映像で流していたり、
お祈りをする方がいたり、

みんな抱き合って
その悲しみを共有していました。

私は何をすれば良いのか
わからぬまま

彼の前に立ち、

溢れ出る涙となんとも言えない感情に戸惑いました。

9歳の時、祖父が亡くなりました。
それが初めての人の死でした。

すごく衝撃的で、悲しくて

もう2度と会話をすることも
一緒にいることもできないんだと
涙が止まらなかったけど

その感情とは違う。

アメリカに留学してからの孤独感や
うまく伝えられないもどかしい気持ちを

彼はいつも大きな腕を広げて
ハグしてくれ
癒してくれていました。

恋愛とかそういうのではなく、

彼は「心を支えてくれる大切な存在」だったのです。

そして

「連絡するね。」って言いながら

放置してしまった自分。

悔しさ。怒り。悲しみ。

色々な感情が埋めき、涙として溢れていました。

もう2度と帰ってこない

一緒に笑うことも
変な踊りを踊ることも
ちょっと悪さをすることも

できない

その場にきていた友人と抱き合い
手をとり、一緒に泣きました。

目が腫れるまで、涙が枯れるまで泣きました。

「ごめんなさい。」

心の中の叫びが、声に出ていました。

彼に連絡して会うことができていたら

どんな話をしただろう。
どこに行っただろう。
次の約束はいつにしただろう。

でも、彼はもういない

後悔しかありませんでした。

幸いにも埋葬する日にも立ち会うことができました。

天気がよくて太陽がキラキラして眩しかった

その時、

彼が私に伝えてくれたような気がしました。

"Mayumi, you're just beautiful. Just love yourself.  I'm always here for you."

そう、私は自分自身が嫌いでした。

それを彼は分かっていた。

だから、
いつも全てを受け入れてくれて、
受け止めてくれていました。

その日から

自分を愛する努力を続けています。

帰国してから、
アメリカに戻ることはできていませんが
今でも彼の存在は、私の心の中に生き続けています。

自分が嫌になる時は
必ず彼の顔が浮かんできて
「大丈夫」と背中を押してくれているのです。

Mayumi🦩

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