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言葉の力ーお陰様で。

「色んなことがあったけど、お陰様で元気に過ごしています。」

そんなフレーズを言ったり、聞いたりしたことはないでしょうか?

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その語源を見ると、感謝を伝える言葉として使われてきたことがわかります。

おかげさまは、他人から受ける利益や恩恵を意味する「お陰」に「様」をつけて、丁寧にした言葉である。

古くから「陰」は神仏などの偉大なものの陰で、その庇護(ひご)を受ける意味として使われている。

これは、「御影(みかげ)」が「神霊」や「みたま」「死んだ人の姿や肖像」を意味することにも通じる。

接頭語に「お」がついて、「おかげ」となったのは室町時代末頃から。
悪い影響をこうむった時にも「おかげさま」が使われるようになったのは、江戸時代からである。

語源辞典


人は、困難に直面した時、


「なぜこんな困難が降りかかってくるのか。」
「私だけ。どうしてこんな思いをしなくてはならないのか?」


と、苦しい自分を
更に苦しい状況に追い込んでしまうことがあります。

ーーー

私もそうでした。

不妊で悩んでいた時、

「なんで私はこんなに必死に通院して、赤ちゃんに出会わないといけないんだ。普通に生理がきて、排卵して、出会うことはできないのか。」

通院しながら、「私の何が悪いのか。」をずっと探していました。

さらに義母に

「ごめんなさいね。実の娘の方が先にできちゃって。」

と言われたこともありました。

私はすぐに赤ちゃんできない可哀想な人に見えるのか。

不妊治療=可哀想、マイノリティ

そう捉えられるんだなと、
その価値観の違いに驚き、悲しみました。

でも、

主人・私の家族や友人を始め、
通院先で出会った看護師さんに救われ、

治療を諦めずに進めることができました。

そして月日が経ち、「お陰様で」長女に出会うことができたのです。

私を支えてくれていた方がいなければ
すぐに挫折していました。

大変な日々でしたが、今は感謝しか残っていません。

その治療期間で様々な経験をしました。

・初めて見る私たちの精子と卵子
・細胞レベルで見る長女
・初めての自己注射
・初めての全身麻酔
・手術中に目が醒める事態
・過密な通院のスケジュール
・莫大な治療費

他にも色々ありますが、

良きも悪きも、今の私を作る大切な宝

ーーー

特に辛い、苦しい経験は
乗り越えた自分にしか見えない景色を見せてくれます

その経験の「お陰で」その景色が見える。

もちろん、その時は苦しいし、
その先の楽しい未来なんて想像できないことは多々あります。

でも、それでいい。

苦しい時期を味わって、その先が見えてくる時が必ずくる。

そのタイミングはその人に合わせて。

そして、「今だ!」と動き、乗り越えた時に

お陰様で乗り越えられたんです。」と言えるのです。

困難なことに限らず、
日々「お陰様」と感謝の気持ちを持って過ごせると、

エネルギーが上がって、運気も上がってきますよ。

詳しくはこちらの記事も読んでみて下さいね↓


"谷に落ちた時、どうやって上がってきましたか?"


Mayumi🦩

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