国内、海外、外資系も様々
外資系の会社と言っても、色々な会社がありますよね。
以前に外資系のプロである王堂るみさん(https://www.linkedin.com/in/rumiodo/)から聞いた話では、日本の国内の外資系はなんと3000社ほどしかないということで、思ったより少なくてびっくりしました。
私のクライアントさんは現在外資系にお勤めの方も、現在日系で外資系を希望している方、海外で日系、海外で外資系を目指している方と様々ですが、単純に「外資系」「外資系がいい」「私は日系には合わないから外資系が良い」と言ってこられる方も割といらっしゃるのですが、クライアントさんと昨日セッションをしていて、彼は現職も含め3社の大手外資系の食品やFoods 業界にいらっしゃるのですが、最初に入った会社は大手ファストフードチェーン。こちらは外資系ではあるけれども、ソフト外資系のような位置づけだったと言います。
古くから日本に根付いている外資系は日本のやり方や日本のマーケットに’合わせながら成長していっているので、「元は外資系」という言い方をする人もいますが、外資とは言っても、かなり日本よりの外資と「The外資」と分けられるのではないかと思います。
「The外資」のイメージは、本社が欧米系で、トップが欧米人、他にも欧米人、マルチナショナルな環境で、日本人も帰国子女や留学帰りの人が多くいる環境である。のかもしれません。
中華系だって、アジア系だって外資ではあるのですが、外資系の経験がない方ほど「The外資」のイメージを持っている人が多く、頑なに外資へ行きたい気持ちと、そのハードルは高いと考え躊躇している方も多くいらっしゃいます。
「外資」のイメージは、
直ぐに切られてしまう。
能力次第
英語に自信がないからやっていけるか不安
などです。
海外転職の場合は、「日系」「欧米系・外資」「地場系」と大まかに3つのカテゴリーに分かれており、初めての海外就職の場合は、日系の方がビザの観点からも挑戦はしやすいと思います。または、外資系やローカルの会社でも日本との取引があるような会社になると思います。
海外の外資系(地場系)は、特に欧米圏は、現地に英語も日本語も堪能な人が多くいますので、それに勝るだけの経験がないとそのハードルはとても高いものになると思います。
転職をする際に、単純に日系・外資系の括りを取り払って、ご自身が将来積んでいきたいキャリアの方向性をしっかりと定めた上で、それを成し遂げるにはどの会社だったらそれが叶うのかをしっかりと理解したうえで、結果、それが日系なのか、外資系なのか、はたまた地場系なのかで判断するのが良いと思うのです。